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【自主企画】メモ 2017/10/19

会社行くので、ここまで。帰ったら他の読みます。

〇破者の刻印
 ・文章がかなり上手い。王道ファンタジーの匂いがする。
 ・アルスラーン戦記とかに近いイメージ
 ・ただ、冒頭でキャラクターの描写がやっぱり薄い。
 ・主人公が誰なのか、まったくもってわからない。
 ・とりあえず読みたいけど、時間ないのでまた後日。
 

キャッスル・モンスターズ
 ・一応、カードゲーマー(自称)としては興味はあります。
 ・ただし媒体が小説で「絵」がないので、もうちょっと、小説として意識をするか、単純にマンガにしてみた方がいいかも。



 ・おはようございます。支度が整ったので読みます。
 ・読む前に、昨日思ったこと。
 ・物語を作る自分のルーツに、ゲームやアニメ、あるいはライトノベルが媒体となっている人の作品は、文章力そのものは稚拙かもしれないけれど、主人公、およびキャラクターの【動機】が、ハッキリしている事が多い。

 ・RPGゲームの構造が、敵を倒す。アイテムを稼ぐ、キャラクターを強化するというイメージを、難しく考えず、そのまま上手に自作品に反映させているからだと思う。

つまり
 =キャラクターが強くなることで、話が進む
 =キャラクターが強くならなくては、話が進まないのが当然。
 =キャラクターを強くする方法を、なんらかの手段で補完する。

 という、RPGゲームの公式を、無意識で行えていて、その方式を主人公にあてはめて、話を作っているからだと思う。

 ・こういうタイプの話は、冒頭から主人公の【動機】と、物語そのものの【目的意識】が上手くかみあっている場合が多い。文章自体が雑だったとしても、先が気になるから、とりあえず読み進められるのだ。

 ・ただし、そういう作品は、当然ながら類似品が多い。
 言ってしまえば、どこのスーパーに行っても売っている、お菓子のようなもの。同じようなものが競合する中で、どうやって、商品としての強みを見せられるか。テンプレートを踏まえた上で、「わたしはこれが好きだから、いつもこれ買ってるの。なんとなくだけど、これが一番美味しいと思うの」と、お客さんに言ってもらえるか。

 ・安いお菓子でも、他の作品には存在しないメリットが見えてこないと、読み進めるのを断念してしまう。気分次第で他の作品に触れた時、そちらの方が内容がよければ、あっさりお客さんを取られてしまう。

 ・逆に一般文芸寄りの人は、文章そのものは高品質なんだけど、その【高品質の良さ】がわかりにくい、という状況に陥っている可能性がある。
 ・冒頭で(わたしが)おもしろくない、と思った作品でも、1文字も逃さず、徹頭徹尾、全神経を集中しても読めば、ラストシーンで「すばらしい」と思える作品があるかもしれない。

 ・ただ、現実で【第一印象】がだいじだと言われるように、見ず知らずの方の作品を、そこまで自分の時間をかけて読むことは、申し訳ないけど、わたしにはできない。

 ・だから結果的に、【文章は雑かもだけど、主人公の生い立ちや、物語の目的意識】がハッキリしているのは、全体として評価が高い傾向におちつく。

 ・逆に【文章は上手いけど、冒頭を読んで、主人公の事がよくわからない。共感できない】という話は、物語の先を読む時間がとれないため、全体的に評価が落ちてしまう。

 ・じゃあ、文章が高品質、一般文芸寄りの人は、どうすればいいか。
 どんな風に書けば、とりあえず物語の先を読み進めてもらえるのか。

 ・超個人的な意見。

 ・とりあえず、主人公にまつわる【昨日までのこと】と【今日起きたこと】を、エピソードとして、明確に書ききってしまう。そして【明日から何が起きるのか】を予感させること。その予感自体も、なんとなくではなく、明確にキャラクターに喋らせたりしてみる。

構造としては

ストーリー
 ・【昨日までの日常】+
 ・【今日起きた偶然、あるいは必然】+
 =【明日からの変化】

キャラクター
 ・【これまでの主人公の生き方】+
 ・【突発的な出来事に対する主人公の考え方、実際に取った行動】+
 =【主人公の変化。環境の変化。未来に起こりうる可能性】

設定
 ・【その舞台の世界観、環境や常識】
 ・【〝非常識な出来事〟の発生。常識の崩壊】
 =【ルールの再設定。認知。普遍化】

仮内容
 ・炭鉱夫として働く少年。正義感が強い親方の下で働いている。
 ・ある日、空から女の子が降ってくる。その少女を自宅で保護する。
 ・少女と石を巡る騒動に巻き込まれる。〝空の海族〟の一員になる。

 ・物語のはじまり、とちゅう、おわり。という大きい視点を据えて、
 ・昨日のこと、今日のこと、明日のこと。という小さい視点を、主人公の目線で、ていねいに(大きい視点よりも優先して)進行させてみる。

 ・主人公が物語の核であることを意識して、視点はすべて主人公を優先させる。まずは、明確に【主人公】と決めた人物のことを描く。

 ・仮内容の話が映像作品(ラピゅタ)であれば、冒頭で、飛行船にのる少女が、追ってから逃げ、船からおちてしまい、石の力が発動する。という印象的なシーンに出来ますが、媒体が小説の場合は、主人公(パずー)の視点から物語が始まった方が、はるかに分かりやすいはずです。

 ・二次元なら〝うちの子の話〟は、いくらしても構いません。
 ・むしろしてください。お母さんになったつもりで、ドヤ顔で自慢しまくって、アピールしまくってください。
 ・二次元なら、モンペアは許されるどころか、推奨される。
 ・たぶん、キャラクターを作るって、そういうことだと思ったり。

2件のコメント

  • かなり為になります。
  • こんにちは、おはようございます。
    こちらこそ勉強になっています。
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