おはようございます。自主企画、読んでいきます。
昨日は家に帰ってすぐ眠ってしまったので、昨日の作者さんの続きから。
あと一応、補足。
100人いれば、100人。違った感想がでるのが、小説だと思います。べつの人に読んでもらったら、ぜんぜん違う意見がでるし、わたし自身、日を改めると感想が異なることがあります。
できる限り真摯に読もうとはしてますが、作者さんが「それは違うな~」と思ったら、そっちの方が正しいです。
それに正直、感想を書くこと自体は、物語を書くことよりも、100倍楽っていうのが私的な意見でもあります。100倍楽なことをしてる人間の意見なんだって、そういう目で見てくださると幸い。
でも、100倍楽な作業で、人の一生を左右する場合だってあるから。
読んでるときは、緊張感もってます。
〇レベル一から上がらないんですけど、私は本当に勇者なの?(続きから)
・RPGゲームの要素をどこまで入れるか。
・「死んでも復活する」というのは、近年の大ヒット作「ダンジョン飯」でも設定として生かされている。(設定自体は超細かく練られて計算の限りを尽くされてる)
・ただ本作では「無限バッグ」という名詞のアイテムも登場する。
・偏見になってしまうけど、25話辺りまで読んで、作者さんのルーツは、テレビゲームであり、RPGゲームなんだろうなと思った。申し訳ないけれど、他の知識、この分野には強いんだろうな、という要素が見えてこない。
・人によっては「そういうのは良くない。昔の王道ファンタジーも読むべき」だと言うけれど、わたしは必ずしも、それが正解だとは思わない。
(ただし、昔の名作や、様々なジャンルの作品を読んで影響を受け、いろいろな物事に興味をもつことで、新しい科学変化を起こせるのはその通りだと思う)
・この作品は、ちょっとお腹がすいた時に、手軽につまめるお菓子みたいな作品で良いのだと思う。ただ、そういうお菓子に、やっぱり長編は向いてない。それに、ワンコインで買える定番のポテトチップスに、たくさんのバリエーションや、地方限定産、季節限定産などがあるように、これも話を続けていくなら、読者を飽きさせないように、メインに割り込むほどに強烈な、個性のあるキャラクターを、後から後から、だし続けていかないといけないタイプだと思う。
・といった事を、つらつら考えた場合、作品に問題点があるとすれば、キャラクターが、全体的に薄い。
・キャラクターを練ることで、作品のストーリーも、いろいろなパターンや可能性があふれだす。女の子パーティも、全員レベル1でなくて、呪いでレベルが2になれない主人公以外は、レベル99で固めても面白そうだし、レベル1の主人公の特性で、超強力なモンスター(使い魔)を数体従える、それらがすべて人化できて、主人公を守護する。という方向性にすれば、女子が好んで読むチート要素になったりする。
・そして主人公自身も、失敗するけど前のめりに転んで起き上がる、愛されタイプなのか、自分の才能に気づいて、度胸と知略で困難を越えていく、カッコイイタイプのキャラクターなのか。そこも一本、ブレない軸が見えてほしい。
・【レベルが2に上がらない女勇者】という設定自体に、
どんなキャラクターを足すか、かけるか、引くか、割るか。
・まずはこの要素自体を、もっともっと限界まで考えてみてほしい。
・「これ以上、良い組み合わせは思いつかない!脳が死ぬ!」となった時に、ヒントをもらう気持ちで、昔の古典や、べつの物事に興味をもって、読んで、知識の幅を広げたらいいのだと思う。
・この作品は、きっと、もっとおもしろく作れる。そんな予感がします。
・とりあえず、メモここまで。読んだのは30話まで。