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ありがとう、日本企業。ありがとう、シャープ…! シンギュラってきましたわ。


 こんばんは、秋雨です。
 掃除は大好きですが、料理が大嫌いな秋雨あきらです。

 好きなアイテムは、メモとポストイットとホワイトボードです。

 レディースの服よりメンズの方が好きです。

 二次元の女子といえば、料理ができる事が、半ばメインヒロインの必須条件ですね。わたしはしません。尊敬する先輩上司からは、アキってなんでそんなにゲスいの? 素なの? と真顔で言われます。

わたし:
「パイセン、ひどいですよ~」

先輩:
「じゃあゲスくないの?」

わたし:
「ゲスくないですよ」

先輩:
「ゲスめ。私の目は誤魔化せんぞ」

わたし:
「……えぇ……」

 ところで最近、一人暮らしの時間が増えました。兄様に料理を振舞わなくて良くなったので、自動調理鍋の「ホットクック」様のお世話になる日が続いております。

わたし:
「……やはり三次元は楽をするに限るわ……」

 自分で手間をかけて作るより、偉大なる日本企業様の英知を注ぎ込んだ、全自動調理器の方が美味なる物を作れるのです。

 そんな自堕落な日々を享受しておりましたところ、ホットクックの新型が出るという情報をキャッチしました。

 その名も

「ヘルシオ ホットクック KN-HW24C」

 無線LANを搭載し
 AI(人工知能)が調理準備をアシストする水なし自動調理鍋。


わたし:
「は!?」

 おいおいおいおい……どうなっているんだ?
 今はまだ、2017年やで……ま、まだ2017年なんやで???
 

 ――AI(人工知能)が調理準備をアシストする――

わたし:
「な、なんだコレは……つまり、AIがわたしの毎日の食べるもの決めてくれて、素材入れるだけ勝手に料理してくれるというの?」

AI:
「はい。ご主人様のために煮込み料理を作りました。健康面もできる限り考えております。どうか召し上がってくださいませ」

わたし:
「~~~っ! り……リアルヤバたんッ!?」


 いやいやいや、落ち着けわたし。

 機能を見ても、べつにそこまですごいAIを搭載してるわけじゃない。

 でもさぁ――今はまだ、2017年なんやで? 

 未来はやくね??? はやく来過ぎちゃってね??

わたし:
「はぁ。もう……ありがとう。本当にありがとうシャープ……うん。べつにシャープ信者でもなんでも無かったけどさぁ……今日からわたし、家電はシャープにするわ……やっぱりシャープなんだよなぁ……」

わたし:
「ていうかこれもう、5年後には、アンドロイドのメイドさん家電が、三次元の台所を支配している可能性が存在するわけ? エモくない? ……そんなことになったら、人類がAIに(台所の支配率で)勝てるわけなくない? 嫁と姑とAIが戦争したら、AIに軍配あがるくね?」


 ちょっとシャープぅ。(ちょっと男子ぃ)

 やめなさいよー。嫁と姑の立場がないじゃなーい。

 人類の男子の大半と一部のマニアックな性癖のゲス野郎が、AIに支配されて喜んでるじゃないー。

 ちょっとシャープぅ。空気よみなさいよー。

 予想の10年早すぎぃ~。

 
わたし:
「……いやいやいやいや、そんな脳内議論はさておき、冗談じゃなく、シャープ。10年後には、マジ、加藤作れるくね? 二次元嫁実装させちゃうんじゃね? わたしいくらでも投資するよ?」


加藤:
「あきらさん。ご飯できたけど、食べる?」


わたし:
「本当、頑張れ。日本企業頑張れ。超がんばれ。応援してる。ほんと大好き。今日は素晴らしいニュースをありがとう。未来に満足したので、おやすみなさい~」
 
 

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