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『読書』テスタメント・シュピーゲル<3> 上


 こちらにも報告。
 遅ればせながら、テスタメント3巻の下が販売されたのを知りました。

 冲方さん、完結おめでとうございます。
 ただの1ファンとしてご報告。本当に嬉しい。

 ……今年の1月に3巻の上が出てたんだけど、ゲーム開発のスランプとプレッシャーで、心折れてる時期だったので、まだ読めてません。
 
 小学生の時に、お兄ちゃんの本棚から、マルドゥック・スクランブルを手にとってファンになって、エログロの生々しい描写にハラハラしつつ、ボイルドさながら、バロットー! ウフコックー! と叫びまくっていた子供時代がありました。

 あまりにもハマり過ぎて、バロットの一人ロールプレイをするという黒歴史に興じている内に、ネットのカードゲームに目覚め、侵食を忘れ、ハースストーンの北アメリカサーバーでレジェントランク到達という痛々しい快挙を達成――そんなことはともかく。

 そこからさらに私の中での宝物となる作品「オイレン、スプライト・シュピーゲル」を追いかけました。主人公の一人、戦闘系アイドル涼月ちゃんのファンになる。
 テロリストと戦うアイドルを脳内サイリウムを振って応援。もっと自分を大切にして! 主に手足を大事にして!! またもげたー!! 男子はもっと働かせていいから手足を大事にして!!

 そんな感じで、わたしの中で「冲方さんブーム」が巻き起こっている時に漫画版の「マルドゥック」が発売される。
 正直おっかなびっくりだったけど、想像以上の完成度の高さに度肝を抜かれました。原作の雰囲気そのままやんけ!? 誰コレすげー上手いよっていうかこんなに完成度高いコミカライズ初めてみたよ!? と驚愕していたら、まさかの新人デビューされたマンガ家さんである事を知り、二度びっくり。

 大今良時さんというのか……日本ヤベェな……良い意味で半端ネェ。(GAKUGAKUBURUBURU)

 ファンになりました。そして私は冲方さんを追いかけ、大今さんを追いかけ、大今さんが新連載をするという「週間マガジン」を毎週買うことになりました。そしてさらに「ベイビーステップ」という、新しいタイプの素敵テニスマンガを追いかけ、勝木光さんのファンになる。

 ここらへんから、買い集めるコミックスの量が二次関数的に増大を始めます。最近は永椎晃平さんの「星野、目をつぶって」というマンガが、急激に〝化けはじめている(進化している)〟ので、さらにわたしの財布が薄くなっています。

 お兄さま、わたしのおこづかいがもうありませんわ。

 ジャンプの新作マンガは任せましたわよ。はよ買ってこい。

 脱線。
 
 話を戻して、冲方さんを追いかけている内に、わたしはどんどん散財していってるわけですが――ではなくて、シュピーゲルシリーズは、なんかいろいろ紆余曲折あったみたいで、この完結巻に至るまでが本当に長かった。正直、未完で終わると思っていた。

 二シリーズを統合「テスタ」までの販売が空いている間に、わたしの二次創作データもメガ単位で膨れ上がったものである……。

 そのシリーズが完結される。

 時代の流れを感じる(しみじみ)。

 上巻もまだ読んでいないので、夏休みに入る前に連休で一気に読んでしまう予定。ありがたいことに、夏休みに入るとまたお仕事にありつけそうなのです。

 お給料で、マンガを、グッズを、小説を、いっぱい買うのです!!!

 進歩ねぇ! 学校いってきます!!!

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