※5/17(補足)
感想の草案状況に関してまとめます。
・黒剣に花束を。
完了しました。
・紅心中。
初稿が完了しました。内容を変更するかもしれません。
・G.D.フィースト。
メモをまとめる段階です。本文をもう少し読み進めます。
※5/14(補足)
解説力がなくてすみません。企画に関して説明する都合上「あらすじ」という言葉を使いました。要は、
「あなたの作品の自己PRを500文字でお伝えください」
「あなたの作品の長所(一番おもしろいところ)を教えてください」
「わたしは、まずそれに該当する部分を読みます」
ということが言いたかったのです。そういうわけで「未完、完結を問わない」にしています。他推薦もOKにしました。
新人賞の応募要項でしたら、あらすじというのは「最初から最後までの内容を記す」「故に完結済みでなければいけない」「選定の期限があるので文字数も規定される」というのが定説です。ネット小説界の現環境において、出版される小説は本当の意味で『水物』です。現在進行形で連載中の場合が多いです。
そういう流動的なものを、新人賞用に完結済みとして改稿した場合、まったく評価されない。受けない場合が多いんですね。なんでかっていうと、言っていいのか微妙なんですが、読む気力的なものが、まったくわいてこないんです。最初に目を通すあらすじが、どうしても『起承転結』を記した内容で完結してるからです。ここから盛り上がるんだろうなーとか、実際に作者さんにお話を伺いたいなーとか思えるけど、そこで終わってしまう。
新人賞の一次と二次で落とされたけど、後からネットに再掲載したら、すごい人気でて、結果として出版したらやっぱりヒットした。具体例をあげてしまうと「魔法科高校の劣等生」とか「このすばらしき世界に祝福を」があります。もう少し言えばSAOなんかも、元々の文字数が規定をブッちぎっていたので、新人賞には出せなかったという経緯が語られています。
そういうのね、小説に限らず、いっぱいあるんです。フリゲとかね。
わたし自身、もうなんていうか「新人賞の応募要項」というのが、まったく時代に適していないのではないか。いないな(確信)と感じるところが多分にあります。それで今回ちょっと試しに、現在進行形で内容が変動していく「ネット小説」に合わせた『募集要項』というのを考えて企画としてみました。
それが『作者自身に一番おもしろいトコ』を説明してもらうという方法です。
現代は読む側が、まずはおもしろいものを見つけにいかなくてはなりません。なりませんが、対象の数が膨大すぎて把握できません。
また確かにおもしろいものがあるんですが、対象が個人作品の場合、一作品のボリュームとかスケールが半端なくデカい場合が多い。その上でミクロな視点で超コアだったりマニアックな面白さがあったりして、そこまで辿り着くのにやはり膨大な時間がかかる。
膨大x膨大な時間を費やし、マイベストを発見しても、それをさらに他者に解説するには3番目の膨大な手間がかかる。
すると必然、手間のかからない【テンプレート】が環境を支配する。
カードゲームと同じです。今ではゲームの個人チャンピオンが、自分で番組をもって放映することができる時代です。するとその配信を見て、あっという間に『最強のデッキ』が広まり、みんなが『それとまったく同じ構成』を一瞬で作りあげることができるのです。
話を戻します。そうなると読み手は【個人作品の個性】を見つけるために、超膨大なテンプレートの山と海を潜り抜けねばなりません。
すると、前提と結末を省略するしかなくなるのです。作者自身が【もっともエネルギーを費やし、おもしろいのだよココがなぁ!】と自負する箇所から入り込み、評価するのが一番、読み手に優しい。効率が良いのです。なにを言ってるかわからん。という人は読み飛ばしてください。
※5/12(企画内容更新)
【他推(自分の作品ではない)に関して】
可能です。ただし2点条件をつけさせてください。
1.他推薦の場合、事前に該当する作者さんに許可を取ってください。いいよと返答をいただけた場合のみ、ご自身で、読んでほしいところの「あらすじ」を送付してください。さらにその上で「他推薦である」という旨を記載してください。
2.他推薦の作品は、基本的に読む順番を繰り下げます。まずは自推薦の方の作品をすべて読んだ後で読みます。
【感想はこちらだけなのか、レビューをするのか】
基本的に、応募された全作品の「あらすじ」と該当する箇所を読みます。評価および感想を「わたしの近況ノート」上に記します。その後で気になる作品を、上位から順番に1作ずつ目を通します。
気になった作品を、すべて読み終えた時点で、その感想を「わたしの近況ノート」に別途記載します。同様の内容を「カクヨム上のレビュー機能」を用いて、該当する作品にも記載して、評価します。
その際の「★」の付与、個数に関してですが、それは記載しないでください。と注意を受けましたので割合します。全文を読んだ上での感想は、企画終了予定の「5月31日」までです。こちらは全員分を書くことはお約束しません。最低で必ず一人。という形でご了承ください。
【あと、少々補足】
「あらすじ」の推しポイントが、物語冒頭であったりして書きにくい場合でも、必ず「あらすじ」を書いてくださいね。感覚的には、面接の履歴書と同じです。
物語の経歴という履歴書をまずは書いて送ってください。そこから審査をはじめたいと思います。というのがこちらの主張になります。
(5月12日 更新)
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「あらすじ」のサンプルをこちらにうつしました。
もし参加して頂ける方で、自作品に、余計な内容を入れたくない方がいらしたら、こちらの返信機能にお願いいたします。
読んだ作品の感想はここに書き連ねます。
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【作品タイトル】
【感想】
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『自主企画用、期間限定あらすじ』(サンプル)
17歳にして「希代の剣豪」として有名なムサシだったが、トラックには勝てなかった。目が覚めると異世界である。
転生後、鍛冶職人のもとで成長した彼は、刀鍛冶を学びつつ、剣の腕を生かして冒険者の真似事をやっていた。
ある日、ムサシは二人の少女に出会う。可憐な巫女装束の乙女と、その護衛を名乗る美しき弓手だ。二人の依頼を引き受けたムサシは、村外れの廃抗で、謎の亡霊武者と戦い勝利する。
亡霊は消え、朽ちた刀だけが残る。それを手にしたムサシは『呪い』によって、刀を手放せなくなってしまう。そのまま都に連れていかれ、巫女の正体が王女であると知る。
「呪われた刀はムラマサと呼ばれる神刀であった。その刀に選ばれたものは将となり、国を護る義務がある」
姫の頼みをムサシは断る。俺は諸国を渡り歩き、世界一の剣士にならねばならぬ。それが現世の友との約束であった。すると顔の側を矢が駆けた。従者ヨイチが告げる。
「ならば構わぬ。貴様が死ねば次の者が現れるだけ。その夢は、また次の世界で果たされよ」
「……っ!」
ムサシは選択を迫られていた。
『該当するサブタイトル』
見果てぬ夢と現世の想い。世界一の剣豪と、鍛冶師の誇り。