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本屋さんとVRデバイス。

こんにちは、わたしです。
誤解を承知でオコされることを書いてみようと思います。


 『 現実の本屋さんの価値は、基本的に存在しなくなった 』


はい。ネガティブな問題提起です。

べつに『本屋さん』の部分を、ゲームショップとかに変えても良いのですけれど。要するに『インターネットでまったく同じものが手間なく、しかも安く買える場合が多い』のだから、現実的な話『デジタル化が容易なアナログ物』は、むしろ現代において『残っている方が不自然(になっていく)』という話です。

こういう話をすると、必ずでる意見が、

『でも現実で購入すると、限定物なんかのおまけがついて来る』

『実際に手に取って確かめるのが良い。紙の媒体が良い』

『いろんな作品と出会える可能性がある』


 なんですが。わたし的には、


『 それ、VRデバイスで補完出来たら、価値なくなるよね? 』


 たぶんというか、間違いなく『日常的にそこそこ利用できるVRデバイス』は、2025年前後には来てるんですね。

 でもそれは『オンラインゲーム』の様な広大な世界観がムーブメントを巻き起こすのではなくて、もっと、ちっちゃな世界。たとえば『読書用デバイス』なんかの、日常に密接した分野でなにか動きが起こります。

 3Dメガネの延長的な形で、ウェアラブルソフトウェアが発展し、かけるだけで『購入した3Dの〝本〟が手元に現れるメガネ』とかね。要するに電子書籍版の進化先なんですが、実際そんなに難しくないと思うんです。

 現在の『電子書籍版の形、平面で右から左に流れるページ』なのが、3Dモデルになって、自分の手でページをめくる本と、なんら変わらなくなるだけなので。しかも宙づりで固定化できる機能とかあれば便利ですよね。

 ――日本人ってお好きでしょう? 空中に浮いてる魔導書とか、目の前に半透明の仮想ウインドウがたくさんあって、それを指で叩くような疑似SFガジェットとか。えぇ、わたしも大好きですとも!


 なのでこの前の日記は、そういう近未来の予想から『現実の本屋さんの価値観をどうにかしないと本屋さんは無くなる。だってその方が自然の成り行きだから』と思ったからなのでした。


 そいで、夕飯の話題にだしてみたら、お兄ちゃん的には

 『現実の書店の前で、無料で焼肉パーティを開いて
  匂いで客を集めてついでに本を売ればいい』

 との事。さすがですわ。


3件のコメント

  • ちょ、おにいさん!!
    本ににおいがついちゃうよ!!!
    すいません、またついやってきてしまいました。

    今のレコードみたいに、物好きは紙の本を収集するんじゃないかしらね?と思ってみたり。書店はフリークスのサロンみたいになったらいいと思います。無駄に朗読会とか開いたりして。

    っていうかカクヨムがそうなってほしい。
    純文学サロンとか詩作サロンとか。細分化してほしいなぁ。
  • こんにちはー。書き込みありがとうございます。

    朗読会いいですよね。無駄じゃなくて、全然アリだと思います!

    実現するかどうかはひとまずおいといて、たとえば人気声優さんが現実の書店に来て、マンガの朗読会するとかのイベントが起きたら、とりま人は集まりますよね。そういう事が日常的に、連鎖的に発生したら、現実の書店も価値観が上がっていくと思います。素人考えになっちゃいますが。

    焼肉の発想は、私もよく分からなかったんですが、後から聞いてみたところ、『人間の五感で得られる情報で集客するのは良いことだと思うぞ』的な発言だったっぽいです。


    ――分かるか、ボケェ。
  • 訂正いたします:その発言の意図するところを考えますので、少々お時間頂きますわ。お兄様。

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