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ダシュテダースターン

ダシュテダースターン
https://kakuyomu.jp/works/4852201425154960805

 架空の遊牧民の話。

 広い平原でひっそりと同胞たちとだけ交易をしていた部族の、かつては最強の戦士と謳われていたおっさん・エザンは、子世代が順調に成長していくのを眺めてぼんやり日々を過ごしていた。
 エザンの敬愛する族長・タルハンには息子が三人いて、エザンは次男のヤシェトの後見人を頼まれている。
 しかしそのヤシェトがやんちゃな乱暴者。聡明な両親や物腰穏やかな兄弟に似ず、問題児。
 他の子供たちはみんな結婚したり家督を継いだりしているのに、ヤシェトだけはどうなることやら……。

 そんな中、平原に定住民の王国の使節がやってくる。
 なんと遊牧民たちに軍人奴隷として王国の配下に入らないかと持ちかけている様子。
 部族の誇りにかけて奴隷にはならないと突っぱねる若者たち。
 なんとか戦を避けてうまくやっていけないかと模索するおとなたち。
 ヤシェトは案の定奴隷になるくらいなら王国と戦争をするという。
 はてさて、エザンはヤシェトをどう諭すべきか?

 シリアスな架空歴史ものです。
 魔法なし、奇跡なし、主従愛あり、親子愛あり、騙し討ちあり。
 異世界転生・異世界転移はないです。
 ということは、つまり、今回のノベルゼロコン2の戦うおっさんの条件に当てはまるのではないか……!?と思ってエントリーです。
 ちょっと古い作品ですが、改稿作業をして読みやすくしたので、読んで★をつけてくださると嬉しいです。

 細かい話ですが「ダシュテダースターン」はペルシア語で「草原の物語」という意味です。
 なんかもっと分かりやすい名前にすればよかった……。サブタイトルに「草原の記」とかつけよかな……。私の中でぱっと見意味の分からんカタカナの羅列のタイトルがすごくかっこいいと思う一種の厨ニ病のブームがあったんです……。



 ちなみに改稿作業の主なポイントは改行・空行の挿入でした。
 今までWeb小説特有のたくさん改行・空行を敬遠していたんですけど、私自身がカクヨムで読み漁っているうちにそっちの方が読みやすいような気がしてきたんですよね。
 最終的に決断に至ったのはお仕事コンの講評です。読みやすくするために改行を増やして、とあったので、あ~カクヨムでは公式は改行多めの方がいいんだ~!と。
 異世界ファンタジーの累計トップ10を見ても、ほとんどが改行・空行多めでした。うむ、こっちのほうがスタンダードなのだな……。

 これから公開する作品は意識して改行を入れていこうと思います。
 蒼き太陽の詩も、今は中途半端なところだからこのままいくけど、第一部が完結して落ち着いたら改稿作業をして改行・空行を挿入していこうと思います。

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