頭がいい人はやっぱり優しい。
読んでいた小説の中の一文です。
優しさを鍛える為には、賢くなる必要があるようです。
誰かを傷つけるよりは優しい人間でありたいと思います。
そちらの小説の進みはいかがですか?
最近、低浮上になっています。
そろそろ二十九歳になるから、色んな心の準備をしていると憂鬱になっているのかも知れません。
もしくは、少し前から仕事へ行く三十分と帰りの三十分を歩いているんですが、寒すぎて思った以上に体力を取られているのかも知れません。
仕事中が非常に眠いです。
金曜日は横にいる同期と喋りながら、会話が頭にまったく入ってきませんでした。
そのくせ、金曜日は十二月二十三日に飲みに誘ってきた前の職場の上司の家で、鍋をしました。
帰省した際に地元の日本酒を買ってきたから。
という誘いでした。
男二人で鍋。
……、なんで彼の誘いは、こう毎回しょっぱさが混ざってくるんでしょうかね。
謎です。
さて、本日カクヨムでずっと読んでいた小説が完結していました。
僕が二日酔で布団から出られない間に世界は動いているなぁと思った次第です。
最後まで読んで、レビューを書いたのですが、相変わらず長い。
心優しい方なので、以前の作品に長いレビューを書いてしまった時、「長いレビューで大丈夫ですよ」とおっしゃっていただいたので、今回もまぁ長い訳です。
書きながら、King Gnuの「Vinyl」を聴いていました。
今回完結した作品のキャラクターのイメージソングとのことでしたので。
僕は最近、ようやくKing Gnuの「白日」や「Sympa」ってアルバムをずっと聴いています。
前の職場の酒飲み仲間に「キング」というあだ名の奴がいます。
最近、職場の顔見知りの人たちからも「キング」と呼ばれるようになって、その理由がKing Gnuのティシャツを着ていたからだそうです。
僕は今年中に、そのキングをインタビューして彼の半生をnoteかどこかに、アップする約束をしています。
今のところ、小さなライブハウス巡りをしていた頃の体験談をまとめる流れになっています。
そういえば、僕は一時期マッチングアプリをしていたのですが、それもキングに勧められたからでしたね。
キングのマッチングアプリ体験談も良いかも知れないですね。一応、彼女もできていたし。
僕はできなかったけど。
さて、では今週見た映画を羅列させて下さい。
「夜空はいつでも最高密度の青色だ」
池松壮亮という俳優が、非モテの屈折した劣等感を抱えた青年を演じていて、最高でした。
「まだ愛している」と言われる女性と、「愛していた」と言われた男性の話でもあります。
この辺の対比もよくて、全編通して現代日本に生きることの困難さがギュッと詰め込まれていて、途中ちょっと辛くなりました。
「ビジランテ」
入江悠監督が僕は好きな気がすると思っていたので、手に取りました。
「太陽」や「日々ロック」ではさりげなく、描かれていたテーマが「ビジランテ」ではがっつり取り組まれていて、これ好きって言う人ほとんどいないのでは? となりました。
実際、あまり良い感想は目にしません。
「ビジランテ」は自警団の意味で、地方都市を舞台にヤクザと政治家を敵に回した話です。
僕が勝手に思っている入江悠監督のテーマは「奪われる」です。
人が何かを所持した時、それは必ず奪われてしまう。
奪う側の人間として登場する地元ヤクザがまじで怖いです。演じているのはラッパーの般若でした。
般若はもっと演技の仕事をすべきなのでは?
「カラスの親指」
道尾秀介原作映画ですね。
うん。道尾秀介でした。笑
彼のミステリーは必ずどんでん返しがあるのですが、地盤そのものをひっくり返したりはせず、気付いたら別の道に迷い込んでいたと錯覚させる巧さがあります。
ということで巧いんですが、「夜空はいつでも最高密度の青色だ」と「ビジランテ」の後に見ると、もの足りないなぁとなりました。
終盤で、あるキャラクターが『向日葵の咲かない夏』を読んでいて笑いました。
道尾秀介を初めて読んだのは『向日葵の咲かない夏』でした。
『向日葵の咲かない夏』は絶対に実写化できないですが、あの衝撃を実写で味わえたら、凄いんだろうなぁ。
はい、今回のURLはレビューを書いた、切り株ねむこさんの「真空パックのショートケーキ」にしたいと思います。
許可は取っていませんが、ダメってなったら取り下げます。笑
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892020813 そういえば、切り株ねむこさんが50の質問に答えていて、その中で「この世で一番美味しいもの」というのがありました。
答えが「苺のショートケーキ。」とあって、笑いました。
「この世で一番美味しいもの」がタイトルの小説が面白くない訳がありません。笑