佐々井 サイジ

目標は達成できる 夢じゃない

妻から「疲れている」と言われているが、疲れている自覚はない男。 会社へと向かう道は事故現場となっていて……

「幸せになりたいですか？」と言う男の問いに、主人公は泣きながら答えた。「幸せになりたい」と。 幸せになるための手伝いとは？　男の正体は？　

『兄』は存在しないはずだった。

ホラーはじめました。

※ショートショート

　和人が通勤のバスで見かける彼女は、降車ボタンの「とまります」の赤いランプが怖いようだった。 　考えてみると、確かに夜なんかは、赤い光が一斉に灯るのは少し怖いかもしれない。 …

クリスマスイブに彼のマンションを訪ねたら……

呪いの手紙での死というよりは思い込みの激しい私の死の話かもしれないですし、本当に呪いの手紙の力だったかもしれない私の話です。

　みんなには、お友だちがいますか？ 　一緒にいるだけで心がポカポカして、ホッとする、大好きな人。 　わたしもいるんだ。そんな人が、たった一人だけ――。 ［登場人物］ 美奈………

友人のＫさんから聞いた話だ。 少し不思議なホラー。あまり怖くはありません。

思い出の橋の上、僕は思う。 (もう、辞めにしよう。) ――――暁の空を見つめながら。

幼い頃、よく祖母が聞かせてくれた詩がありました。

冬の夜、マンションの9階のベランダから始まります。かなり軽度ですが残酷な描写があります。

一話完結の掌編。 ✳【エブリスタ】でも同内容で公開中の小説です。

主な産業は漁業、島民は皆釣内姓か砂噛姓、かつて人魚伝説があったという小さな島で暮らすための数々の手引き。 トリのぬいぐるみがほしいので短編部門に出します。ホラーです。因習島です。

俺は夢の中で人を殺した

夕暮れ時、面接を受けて男。話の内容が社内規定の説明になり……。 【この作品は小説家になろうにも投稿しています】

好きな女を勢いで殺してしまった女が「うわー！」となりながら、嘔吐したりカニバしたりする話です。

ある館で殺人事件が起きた。「もうこんなところ居られない」と言って館をでたら、やばいことになりました。 この作品は「アルファポリス」でも投稿しています

【祝 100PV達成 お読みいただいた皆様、誠にありがとうございました！】 【祝 ♥️20個達成 お付け頂いた方々、誠にありがとうございました！】 二人称で書かれた小説で…

最近配信を始めた男。 【この作品は小説家になろうにも投稿しています】

暑がりな男が不動産屋から一軒の家を紹介された。 【この作品は小説家になろうにも投稿しています】

夢の中のサラダはしっかりとした日本語を喋っていた。サラダとは克己が小学生の時に飼っていた雌の柴犬の事だ。「ペットは絶対に駄目よ」と拒否する母親を１年以上も説得して、やっとの思いで…

夏の夜の避暑地。近所では有名なホラースポット「白い家」に向かう４人の男女。 先輩の座間は、後輩たちを怖がらせてやろうと思い、OBから聞いた「怪談」を話す。 白い家に残された「裏返…

神は至る所に存在する。神は至る所で見ている。聞いている。感じている。触れている。不届き者には制裁を…。

地味で引っ込み思案な自分を変えたい涼香（すずか）。帰宅中の電車の中で変身願望を叶えてくれるミラーハウスの噂を聞く。半信半疑で足を運んでみると…… ＊＊＊＊＊ 小説家になろうで…

病気の妻を看病する夫の日記。 KAC2022参加作品。 第11回お題【日記】 ©月音

電気がついている教室に入ると、友達が３人。鉄ちゃん、スズちゃん、キョウくん。 その顔を見て、この前事故で死んでしまったのに。 そう思って、私は内心、複雑だった。 今日は鉄ちゃん…

　十代の自殺が連続して起こった。新聞記者の丁字理子は、自殺現場に必ず一人の謎の男がいる事に気がついた。

寂れた田舎町で、ある女性が訪れた店は、人の精神力 つまり「メンタル」を貸し出していた。

百物語の一話目。オカルト研究会・会長の遠野は語り出す。「一話目はオカルト研究会の長である私が担当するよ。ちょうどいいお話を先代から聞いてきた」

霊被害でお悩み？　でも、霊能者は胡散臭くて頼めない…… 大丈夫！　相談は無料、料金は成功報酬の事後支払い！ （※ただし、準備金として数万円いただくことがあります。ご了承ください）

"お城山"での"かくれんぼ"は、絶対禁止。昔、ご先祖さまが閉じ込めた"悪いヤツ"を、間違って見つけてしまったら大変だから。なのに、集まったイトコたちと"かくれんぼ"を始めることに…

ふと視線を感じる。また描いているらしい。好奇心に駆られて覗き込んだスケッチブックに描かれていたのは……

　――怖がらないで。 　何も恐ろしいことなどありはしない。

生きる目的は、彼女だけだった。

ショッピングモール伝奇に寄せて書きました　一応百合ですが死人は出ます

　霊に体を奪われ魂が追い出される現象は人生の最期を迎える瞬間と道理なのかもしれない 　魂のみでも視覚、聴覚を感じ取る事が出来る 肉体から魂が離れたとしても自身の境界線内まではリン…

通り魔は立ち去った。 公園のブランコに乗る者はもういない。 ----------------- 下記の自主企画用の書き下ろし。 ●柴田恭太朗さんの三題噺♯43【流れ星、ポケッ…

おれのアニキは引き籠りだ。 二年前からずっと、押入れから出て来ない。