凪常サツキ

　ミニマリストってなんか鼻に付くなあ。そんな浅はかな感情を掬い取って、ちょっぴり丁寧に「なぜそう思うか」を考えてみただけです。

全人類が仮想世界へと移行した未来の地表では、義人と呼ばれるアンドロイドたちが人類やマシン類を管理していた。そこへ姿を現した異形は、仮想世界と現実の二つを圧倒的な力で蹂躙した！ …

大災害後の未来社会。法改正により、全国民が強化外骨格〈シェル〉の常着を義務付けられた日本。女教師カナデはその規則に反発する。恋人や旧友、シェル肯定派などとの交流によって彼女はどの…

　約半世紀後の世界で、遂に恐れていたシンギュラリティが勃発した。悪の知脳アルティレクトが世界を破滅に導き、それを守護知脳マザーが阻止する。混沌の中で、人々はどう生き延びるか。 …

広大な熱帯雨林を行くオオタカは、集落で猛威を振るう疫病を鎮めるため、地母神コアトリクエの聖地へと赴く。しかし彼はその道中で恐ろしい死の神エクリトアクの姿を見てしまう 　集落の為…

　徹夜をしていた林田は、部屋の書物から「文字」が逃げ出していることに気付く。世界規模の文字脱落現象に興味を示した彼女と猪塚は、摩訶不思議な文字に対して独自調査を開始する。 　そ…

子供時代、加瀬夏希は政府の極秘研究員だったと豪語する祖父の話に聞く耳を持たなかった。しかし彼女が高校生になってその事実を追い求めると、彼女は祖父からの「おくりもの」を実感すること…

二〇五〇年代。火星の地下に置き去りにされた人々は、やがてその中で四つの国家を築き上げる。ジャックはそこへ伝説の英雄として台頭したが、自らの使命に嫌気が射し、死を選んでしまう。 …

　自分の正体もわからず、ただ夢を旅し続けるドリー。ある日、そんな荒唐無稽でシュールな夢の世界で、彼は現実世界の女性、ケイに出逢う。彼女と共に旅をすることで、ドリーは自分の正体を知…

　日本語というのは常に「変化」するものです。実は「誤用」・文法的に間違っている！　なんて言われるものも、将来は正しい日本語の仲間入りを果たす可能性も十分にあります。誤用をただ嫌う…

　ダジャレや回文、なぞかけなど、言葉を用いた「遊び」そして作品をただ書き連ねるだけです。皆さんも考えてみてはいかがでしょうか。

　しがないフリーターの藤城は、どうしようもない日常を打開するため、裏社会で流行りのドラッグ、「アシッド」を購入する。 　アシッドの使用により拡張された思考を獲得した彼は、やがてそ…

　とある世界のとある町。「黒が大好きなベッカーおじさん」は、隣の村の「白が大好きなハール少年」を目の敵にしていました。そんな彼らが繰り広げる、ふふっと笑える超絶おふざけ小説です。…

　親作品：「ファンタジー世界構築ガイド」 https://kakuyomu.jp/works/1177354054885065186 　私たちが何かを伝えるとき、無くてはならな…

　完全な無がこの世に存在しえない理由を、他宇宙世界の事例を証拠として証明した小説です。 　自主企画「エスエフ道場」用。モデル：②本当に何も無い無の世界に送られた人間。

　世の中の小説は、人間をはじめとする生物の「キャラクター」が織りなす物語が大半をなしています。となれば当然登場人物のキャラクターは非常に大切なものですが、同時に人間の心は大変複雑…

　和風ファンタジーは、まず雰囲気たる言葉から。本作は、そう思う大和言葉好きな私が、和風ファンタジー創作の手引きを、主に大和言葉の面からしていく作品です。 　総合的な世界構築につい…

　大和言葉の美しい響きを基に単語や文法を作成し、簡易的な人工言語ミコトハを作ってみました。習得も非常に簡単ですので、ぜひ一度興味のある方は見ていってください。

　リズムか語感か心地よさを意識して書いております。

　初心者の方へ。カクヨムはこんなところです―― 　カクヨムを四年ほどやってきました私が、どうしてもわからない「カクヨムの謎な点」を、添田唖蝉坊氏の『ああわからない』風に書き連ねた…

　付加価値食堂とは、様々な手段をもって高級食材をさらに超高額に仕立て上げることで富豪から莫大な代金を請求する施設。 　今回は、カフェイヨという名の付加価値食堂に訪れた三名の富豪が…

　私たちの祖先はみな自然の中をサバイバル術で生き抜いてきました。それなのに子孫の私たちは文明や科学に頼りきりで、そうした厳しい自然の中で生き残る術を忘れています。　 　この文…

　20XX年。世界の歴史が二十二世紀にはいろうとしたその年に、イースター島（ラパヌイ）に生じた大穴からは金塊・高級装飾品・グランドピアノなどあらゆる物品が噴き出す。最初こそ狂喜…

　「無限の猿定理」を用いれば、たとえあなたが全くPCに疎いとしても、これに文章・小説を書かせることは不可能ではありません。

　日本語の単語には必ず「高・低」のアクセントが存在します。しかし、私たちは未知の単語にも無意識のうちに高低アクセントを導入しています。ここにある程度の法則性があるのではないかと言…

　 　ここでは作者が「いいな」と思ったものをジャンル関係なく紹介していきます。書籍、音楽、映画、食べ物はもちろん、ゲーム、同人作品、非売品、無形文化にいたるまで書き連ねていこうと…

　カクヨムを利用するにあたって、どのようなことを知っておけばよいのか。またどのような手順を踏んで作成するのか。同作品はその情報を集める企画のため、そして今一度自分の書き方を客観的…

　ユニコードに収録されているエジプトの神聖文字ヒエログリフの一覧です（すべてではありません）。ユニコードの番号順に掲載されています。 　 　＊この並び順や分類は「Unicode,…

　ＲＰＧの世界観に憧れ、自分の暮らしにもＢＧＭを欲するキテレツな少年がいた。その名も、少年Ａ。彼は自らのＢＧＭを手に入れるために多くの努力をするが、その努力と類まれなる才能は、あ…

　漢字を失った未来の日本。失われた漢字について研究する機関に努めるユズリハは、ある日突如として全国各地に漢字の落書きが同時多発する怪事件に出くわす。 　時を同じくして、彼女の上…

①「ありがとうございました」 　光分散を幾度となく繰り返すおおよその窒素層は、貪欲な広がりを芸術点に加算していた。 ②「ありがとうございました」 　パーフェクトブルーを極めた天…

　古く、万葉の時代からある日本語を、今も私たちは使っています。しかし、何気なく話し、書き記すその言葉たちにも、実は深い意味や、古代人の思想があらわれているものです。 　ここで…

　 　剣盾でマジカル交換にお世話になりすぎた者です。 　ということでせっかくならと、記録しておいた約1000回分のマジカル交換情報を載せていきます。また、それに伴って思ったことを…

　夢って不思議ですよね。観ている人は同じなのに、「シュールレアリスムの塊みたいなもの」から「パステルカラーにまみれたメルヘンチックなもの」までバラエティー豊かなのですから。 …

　 　私は、この地球上に生息する全生物の中で最もかわいいのはキツネ（アカギツネ種）だと思っています。もうこの信念は一生変わらないでしょう。 　 　そんな、まさに「狐憑き」状態の私…

　　第三の性別、「中性」が大多数を占めるようになったミライの日本社会。そこでは少数派となった男女が隅に追いやられ、肩身の狭い思いをしていた。 　中性の体と性自認を持つ学生、アイ…

　！注意！　この作品は「リョナ」という、特殊性癖を扱うものとなっています。一言で言えば「猟奇的で残酷」ですので、特に理由なく閲覧することは推奨いたしません。普通の方は気分が悪くな…

　――光あるところに闇あり。甲の勝利は乙の負。魔法に塗り固められた利便は果たして進歩だったのか。魔法が与えるものは何か。 　ふとした王の思いつきから共に旅をすることになったヴァ…

　二〇四四年のアメリカ。小説家であり、投資家のアラン・マクラーレンは「意識」をデータ化するプロジェクトを立ち上げる。研究員にはその道の精鋭が世界から集まり、国際チームを形成、疑似…

　竜よりも「ドラゴン」という言葉が先に出てしまう？ 　最高神といえば、「ゼウス」や「オーディン」？　 　それもいいですが、ちょっと待ってください。日本に生まれたからには、日本の…

　若くして家族を亡くし、”館”の主となった少女ミリ。彼女の不幸は不健康や怪我を呼び、多くの災いに襲われる。 ･彼女の姉、フラールは”妹の苦しみ”を自分への最高のご褒美とする猟奇…

　自主企画「ファンタジー・SF批評大会（https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054885683972）用の記録集です。 　（応募者・論…

姉妹作ができました①「ファンタジー言語構築ガイド」　https://kakuyomu.jp/works/1177354054899888956 姉妹作ができました②「和風ファンタ…

　小説は、自分に必要不可欠だ。 　それは、主人公(僕)の考えである。 　彼自身の存在と、彼の運命が、小説執筆をはじめた親友と、学校で得た知識が――すべてが”怪物”を生み出す。

ただただ自分と深淵で見つめあう 深淵の自分は人間の形をしているかさえわからないが、話ができる 自分との対話を、数編の詩へ

　私は、神話がお好きな皆様に問いたいのです。はたしてあなたの思う最も面白い神話は何でしょうか、と。 　私が思うに、それは北欧神話です。この作品では、その北欧神話の世界をより多くの…