同題異話SRの1月分を投稿。
これは私個人の問題だが、私は月イチのお題だけでなく、4月から8月までのお題の分も書く必要があるので、本当はもっとさっさと仕上げたい。しかし毎度のごとく、なぜだか20日前後かかる。今回は残り半月あるので、1作か2作は仕上げたいところ。
今月のお題は「その涙さえ命の色」。タイトルを素直に解釈して内容を考えると、感傷的な内容の作品を書くことになるが、「命」とか「涙」をテーマにすると、安っぽくなりがちですごく難しい。
どうしたものかと考えた末に放ったのがアレなわけだが、タイトルに沿った内容じゃないだろと言われそうな感じがビンビンする。
分かる人には分かるように書いたので暴露するが、あの作品はラヴクラフトの「インスマウスの影」を意識している。
「インスマウスの影」でホテルのドアがノックされたとき、実は彼らは主人公を襲うつもりは全然なくて、儀式への参加のお誘いだったら面白いのにな、という妄想が基になっている。
ただ、儀式への誘いだったとしたら、それはそれで結末は同じだったような気もする。