すっかり忘れていましたが、そういえば今日が短編賞創作フェスの最後のお題発表日でしたね。
3つめのお題は「秘密」。
ついに書きやすいお題が来ました。このお題の条件は簡単に満たすことができるし、かつ、あまり他の人と被る心配をする必要がありません。
また、お題によって作品に「秘密」があることがバレても、何も問題ありません。
映画『シックス・センス』なんか、冒頭に「この映画にはある秘密があります」とかテロップを出していましたしね。
そして、もともと秘密要素のなかった作品に後付けで秘密要素を付けても、作品が壊れることはまずありません。
……どうしたんでしょう。今までカプサイシンの塊のようなお題ばかりだったのに、突然練乳並みにスイートなのを出すとは。
お題を考えた人が違うのか、それとも、どんなお題が簡単でどんなのが難しいか、全くわかっていないだけなのか。
まあ、そもそも3日で短編が書けると思っていること自体が、全くわかっていないところではあるわけですが。
問題は、私は参加するのか、ということですが……
「果ての向こうへ」が、「スタート」、「危機一髪」、「秘密」の3要素のある作品ってことでいいんじゃなかろうか(笑)
お題そのものは簡単でも、3日でまともなものを書くというのが、そもそも難題なんですよね。それができるなら誰も苦労しないし、小説家は原稿を落としたりしないでしょう。
書かなきゃ雑誌に白紙ページができるとか、コンペがあるとかならまだしも、別に何もないし、お題を出した人達も、出しっぱなしでどうせ読みゃしないだろうし、となると、モチベーションに繋がらない、というのが正直なところです。
ちょうどネタがあるなら、ついでに出してもよかったんですけど。