@ryo-shi

深い森と雪に囲まれた森の中の湖。そこには人から恐れられた龍が住んでいた。ある日、付近に住む「赤の民」の一族の長の娘が竜のすむ湖を訪れる。石を投げ入れるうちに湖に落ちた娘は龍に助け…

カクヨム甲子園2021ロングストーリー部門奨励賞受賞作。 男子バスケ部のマネージャー、陽咲は先輩達の卒業式を終え、部室で一人ボールを磨いていた。そこへ陽咲の想い人、梅慈先輩がや…

【カクヨム甲子園2021 LS部門 最終落】担任教師を殺した少年の話。

帝国の政権を争う姉弟の物語です。

　競争へのコンプレックスから自殺した主人公、彗(スイ)。彼が救いを求めて訪れた死後の世界『天国』で、彗は自分の人生と向き合い、その人生の意義を確かめる。

深い海の中、わたしは物思いに耽る。 ずっと一人で。わたし自身を忘れながら。 とても簡素で表面的な海のお話。 海のことなんて、文章にはとても変えられないのだから。

10月の末日。肌寒い夕方の公園でバーベキューをやろうとしているおかしな二人がいた。ひとりはカボチャ頭のジャック。もうひとりは老人のジャック。奇妙な二人の元に訪れるのは孤独な少年。…

妖怪を不可視にしていた結界が破られてから数百年が経った。 現在横浜にある旧中華街は、繁華街ではなく、妖怪を取引する『鬼市』の市場となっている。 四神の一つ、青龍の取引が行われ…

週に二回、一人で学校のグランドピアノを弾く高校生の紗夜は、白黒の世界から、今日も鮮やかな色を生み出す。

他国から恐れられた『黒牙』の頭・ユジが、部下を殺して自分の腕を斬り落とし、捕まった。 部下を殺した理由も言わず、ユジは琦震国の弓震学台に囚われた。 やがて真相が明らかになってい…

女子高生が深夜に小さな駅でピアノを弾くおじさんのその音に魅せられ、毎日聴きにいく話です。

樹海で死体を見つけた数日後に、同じ場所で自殺志願者を引き止める話。

【あらすじ】 まもなく高校を卒業する「私」は、同い年の幼なじみ「彼女」と、数年ぶりに再会する。ひょんなことから彼女の家に招待された私は、そこで、彼女の作ったプラモデルを見せてもら…

探偵と助手が赤いきつねを食べるだけ（ミステリーではありません）。

春、出会いと別れの季節。 棄てられた線路、忘れられた駅、 錆びた留置線で朽ちゆく一輌の列車。 「卒業」を控えた或るローカル線へ紡がれる、精霊と少年の哀の唄。 【2021年4月…

カクヨム甲子園2021ロングストーリー部門奨励賞受賞。 夏が終わり、季節の変わり目。 クラスメイトにして親友のアンドロイドが、どうやら一人の女子に恋心を抱いてしまったらしい。 …

カエルに話しかけられたので家に連れて帰ると、自己肯定感をあげてくれました。だいしゅきだよ同居人より

まっすぐな男な真っ直ぐな恋とちょっと不思議な女の子の話

　一年に一度、死を体験するとある人物の物語。 　貴方が抱くのは恐怖か、それとも……。 ■■■ 　この作品は『心に深く突き刺さり、中々忘れられないような作品』になって…

カクヨム甲子園2021のショートストーリー部門で奨励賞をいただきました。 ありがとうございました。

「カクヨム甲子園2021」【ショートストーリー部門】 奨励賞受賞！ありがとうございます。 https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomukoshien…

曽祖父が他界して迎える初盆。 美希と残された曽祖母との関わり合いを描いた現代ドラマ。

真面目な女子高生がアウトローに走る話

遠く離れていても変わらない想い。 『好き──』 カクヨム甲子園ショートストーリー部門にて、奨励賞をいただきました。

ぼくは10歳の誕生日にお父さんから台風の種をもらった。初めて見る台風が楽しみでたまらない……！！

鵜飼の佐吉は、飼う鵜の親分『鵜どん』と言葉を交わす。 めっきり減った漁獲量、十年間連れ添った友情。 その背後には、どうしても分かち合えない苦しみがあった。

カクヨム甲子園2021中間選考

「春季大会中止」。高校バスケ部のキャプテンだった明里は、新型コロナウイルスのせいで全国大会出場の夢を失った。 これは完全なるフィクションです。私はバスケ部でしたが、その当時は高…

なぜ王子様が二人なの？　謎の童話「きんのりんご」を、もう一度読みたい！　

叶わぬ恋を想い続けるのは決して不幸ではないと語る女の真意とは……

【初出：2017年～2019年】 『織田信長の憂鬱』をはじめ、カクヨムやTwitter等で公開した短編作品をまとめています。 ただし、匿名コンテスト関連の短編は以下のページに別…