"これはこういうものだ" と 思うようになると
それが ほんの小さなことでも
日常すべてが どこか
"つまらないもの" に感じられてきます。
なのでそういう時は
ページの端を わずかに持ち上げるが如く
Question=「?」を放てるポイントを 探します。
疑問が湧いたり 『本当に?』と思い始めると
途端に頭の中が 活性化してくる気がするのです。
LGBT
この言葉を知ってから長く
性自認の不確かなケースも ここに含まれるのだろうかと
疑問に思っていました。
そこで先日
LGBTQ
という言葉も あることを知り
なんだか ほっとした気持ちになりました。
"大多数"と異なる その在り方を
自分自身で定義すること
その運動が まだ不確かなアイデンティティーにも
やさしい居場所を
また "多数派" と呼ばれる人の中にも「?」を抱く勇気を
もたらすものであれば良いなぁと 思います。
物語を書いていると
話者が男性か 女性か
それとなく意識しつつも 具体的にどう考え方が違うのか
もしくは違わないのか
ぼんやりとした部分のなんと多いことか と感じます。
例えば、女性が仕事に出掛ける時、化粧をするのは当然で
男性はそうとは限らない、だとか
「なんで?」と思い始めると とまりません。
歴史を学んでも
現存する認識の理由付けには いま一つであったり
そんな間隙でこそ 活きてくるのが
フィクションの世界なのでしょうか。
見えない認識を 見えるようにする仕組み。
社会にとって大事なことや、
自分の本当の望みを知れる "場所"にできればいいのだろうな、と
自身への期待と 抱負も込めて、
願うばかりです。