加藤伊織

月～土更新です。　これは、ダンジョンが当たり前にある世界の中で、冒険者科在籍なのにダンジョン一辺倒ではない女子高生の、かなーりおかしい日常を描いています。 県立高校冒険者科の…

メイデアの森に住むエルフ・ルルエティーラはある日唐突に前世の記憶を取り戻した。 そのきっかけは、頭を打ち、更に肉が焼かれる匂いを嗅いだせい。 200年草ばっかり食って生きてきた…

2024年2月、精神的に限界が来ていた私は「少しでいいから家から離れてみては」と提案をされる。 それはしたいけども先立つものが……と思っていた最中、娘のイルミアまでもが家を出たい…

世界からは魔法が消えていっており、錬金術師も賢者の石や金を作ることは不可能になっている。そんな中で、生活に必要な細々とした物を作る生活錬金術は「小さな錬金術」と呼ばれていた。 カ…

私・加藤伊織は小学生の時から小説を書き始め、家族に全バレしている。 ……どころか、現在では読まれている（以前はBLだったので絶対見せなかった）。 前作「ラノベ好きの母に作品をブク…

私には小6の娘がいる。オタクである。 この夏から娘が私のPCを使うことが増え、私はちょくちょく「PC奪われた」とXに書き込んでいた。 その1回1回が、とんでもないストレスを蓄積し…

かつて暗黒神を退けし勇者ローイが建国した王国・リリエンブルク国。 マクシミリアンは勇者の末裔にして王子として相応しく、剣の腕に優れた美丈夫である。 しかし、影に潜みし暗黒教団が…

電車で寝過ごしてしまった俺は、見知らぬ寂れた駅に着いていた。 周囲には目立つ物なし。電話繋がらず、SNSもつながらず、GPSも死んでいる。 ハイ詰んだー、ここ「きさらぎ駅」ですね…

大学時代私は鎌倉の地で「どうしても入れない場所」に遭遇した。 後に判明したことは、その先にある物が私の先祖と言われる三浦家のやぐらであること。そのやぐらが荒れ果て放置されていたこ…

この短編を元にした連載版があります。「柴犬無双のダンジョン配信――テイマー志望の私がダンジョンで拾った柴犬は従魔でした」https://kakuyomu.jp/works/168…

WEB作家「ぶんぶん新生姜」こと新生律香（しんせい　りつか）は生まれつきの霊能力を持ち、我流で数々の霊障を解決してきた「野生の霊能者」。 常に和服なのは、帯を締めていると腰痛対策…

家を建てる前、仮住まい物件に住んでいた頃に黒猫の幽霊が家に現れた。「見える」私と母はその黒猫をクロちゃんと呼び、好きにさせていた。そのうちクロちゃんは我が家の「ほとんど見えないけ…

2ヶ月の間に２匹の猫を亡くした私は、深刻なペットロスに陥ってかなりの間寝込んでいた。 墓に納めることもできない骨壺を抱いて泣く日々の中で、「猫と一緒のお墓に入りたい」と思った私は…

通学途中の事故で異世界転移をし、その際に空間魔法を習得した御厩条（みまや　じょう）は、転移先の世界で少女が勇者パーティーを追放される現場に遭遇する。 「これ、WEB小説でよくある…

いつもと変わらなかった夜のはずなのに、突然部屋の中に現れた不気味な模様の蛾。 次々と現れるそれを追い出しているうちに、「私」は押入の中から音がしていることに気付く。 普段は物置に…

週末の夜、「私」はいつものように電車に乗り込んだ。 運良く座れたことで居眠りをし、母からの電話で突然「その電車を次の駅で降りなさい」と言われる。 その言葉の奇怪さに気付く間もなく…

2021年、小中学生を対象にひとり1台ずつパソコンが配布され、本格的にプログラミングなどの教育が始まった。 そして同年、デジタル庁発足。 デジタルネイティブと呼ばれる世代は小中学…

私「加藤伊織」は小学生の頃から小説を書き始め、それは家族も知っていることだった。 ただし、母が私の作品を読み始めたのはごく最近のこと。 読書傾向が同じだった母は、「加藤伊織」の作…

楽しみな週末を控えて、金曜の夜に「私」は死んだ――。 トラックに跳ねられて。 これは！　100％異世界転生のフラグ！ 転生先は乙女ゲーム？　それとも悪役令嬢かスローライフか!? …

小学1年生が椅子でモンスターと戦い、椅子で暮らし、椅子で移動する。椅子テントは最強の防御！　防災頭巾の床も完備！　椅子トイレと椅子風呂も至れり尽くせり……だけど電源と排水がどうな…

ユニーク魔法「オフトゥン」を使うバーネル。「オフトゥン」は短時間の睡眠だけで体力魔力を回復させる、ハイパーサポート魔法だったのだ。それで影から勇者パーティーを支えてきたが、「荷物…

「私と付き合って下さい！」 「えっ、誰？」 突然の告白は、嬉しい0％で困惑100％。 高校入学初日、鳥井篤志は隣のクラスの鈴木麻耶という少女から突然交際を申し込まれる。 けれど…

「私」の家には妖怪がいる。 人の足の間をすりっとするだけの無害な妖怪・すねこすりが。 見た目は茶トラの猫みたいだけども……？

侯爵令嬢にして王太子の婚約者であるネルヴェリア・メーヴェは悪役令嬢だった。 学生生活の途中で殺されたネルヴェリアは現代の日本に「桐原万里」として生まれ変わったが頭に怪我を負ったシ…

梅田の地下街を歩いているうちに迷った俺は、いつの間にか異世界に出ていた――。 日本三大駅ダンジョン？　なんだそれ！？

　医師の陽樹は人間関係のトラブルで職を失い、恩師の紹介で「中河内生化学研究所」で働くことになる。 　表向きは製薬会社の研究所、しかしそこはヒトに似て異なる種族、「貴種」の隔離保護…