ついに拙宅の米が尽きました。
スーパーに行っても、米は、いろいろな修飾を抜きで言うと「入荷未定」ということです。お米の棚は、餅米がちょっと置いてあるだけで、すっからかん。
1993年のときにはタイ米があったので、どうやればタイ米を(日本の食生活にとって)おいしく炊けるか試したりしていたのですが、今回はそれもない。
米の飯を食べたければパックご飯の買い置きがあるので別にいいのですけど、これも際限なく食べているとすぐになくなってしまいます。
しようがないので、いま麦百パーセントの麦飯を炊いています。
麦は売っているので。
かつての日本では、白い米の飯を作ってもらえるのは一生に三回、生まれたときと結婚と葬式のときだけ、などと言われたわけですから、ま、いいかな。
自分の出生と葬式のときには自分は食えないわけですが、そのかわり、他の人の儀式のときにということになるのか。
ちなみに、いまは加工した麦を売っていますけど、昔は麦の「ふすま」(薄皮)を取るのがたいへんで、麦飯はまっ黒になったりしていました。
で。
こんなことが起こります。
https://kakuyomu.jp/works/16816700426904751796/episodes/16816700427441261539 …って、自作の宣伝ですね。
『荒磯の姫君』(上)
https://kakuyomu.jp/works/16816700426904751796 昨年の米の不作は猛暑が原因ということですが、今年はそれ以上の猛暑なので、また来年も端境期にこんなことになるのかな。
だいたい米は「暑さに適応した作物」のはずで、日本農業の一つのテーマはその米をどうやって寒冷地でも収穫できるようにするのか、だったはずですが、今度は「暑さ対策」?
それでは。