清瀬 六朗です。
最近、びっくりしたのは、小学校のころに習ったリリカルな行進曲「だれかが口笛ふいた」の原曲が、フランスの「サンブル・エ・ミューズ(ムーズ)連隊」という軍隊行進曲だった、ということです。
しかも、原曲の歌詞が「どんな強い敵にも恐れずに立ち向かい、最後の一兵士まで戦う」という、けっこうすごいものです。
小学生らしい、愛らしい行進曲だと思っていたのだけど。
う~む。
そうだったのか。
『秋に鳴らす鍵盤』
https://kakuyomu.jp/works/16818093086065197716が完結しました。
夢月七海さま主催『同題異話・十月号 秋に鳴らす鍵盤』
https://kakuyomu.jp/user_events/16818093085939171557参加作品です。
夢月七海さま、すてきな発表の場を設定してくださり、ありがとうございます。
この自主企画には、現在(18日午後8時)、拙作を含めて12作品が投稿されているようです。
なかなか「ヨム」の時間が取れないのですが、少しずつ読ませていただきたいと思います。
明日からはコレクション「空色の季節」
https://kakuyomu.jp/users/r_kiyose/collections/16818093086470415537の物語『牧場の朝』の連載を始めます。
空色のセーラー服の制服を着て高校に通うことになった美和(みな)と初子(はつね)に、今回は美和の小学校での同級生とその飼い犬の柴犬くんが加わって、ちょっとした冒険をします。
よろしくお願いします。
あと、『台風について私が知っていること』
https://kakuyomu.jp/works/16818093083814971855で書いた線状降水帯について。
新しい資料の公開がありましたので、補足です。
気象庁の「線状降水帯による大雨の半日程度前からの呼びかけと実際の状況等について(速報)」のページに「令和6年の実績~線状降水帯による大雨の半日程度前からの呼びかけ~」が掲載されました。
気象庁が「線状降水帯というモンスターが出るぞー!」と呼びかけて、実際にモンスターが出たか、出なかったか。
また、「線状降水帯というモンスターが出るぞー!」という呼びかけがなかったのに、モンスターが出てしまったか。
その数を集計しています。
それによると:
a. 「呼びかけ」を行って、実際に線状降水帯が発生した(的中):呼びかけ回数81回のうち8回
b. 「呼びかけ」は行ったが、線状降水帯は発生しなかった(空振り):81回のうちそれ以外
c. 線状降水帯が発生したのに、「呼びかけ」ができなかった(見逃し):17回の線状降水帯発生回数のうち9回
ただし:
a'. 「呼びかけ」は行って、たしかに線状降水帯は発生しなかったが、3時間で100ミリ以上の雨が降った(「線状降水帯」と呼ぶ四条件のうち一条件は満たした;「ボスモンスターは出なかったけど、その次ぐらいに強いモンスターは出た」)回数は、81回のうち27回
なので、a'を「そこそこ的中」として「的中」に「そこそこ的中」を加えると、「的中またはそこそこ的中率」は43パーセントになります。
それでも「完全空振り」が半数以上。
そして、ほぼ50パーセントの見逃しのうち、1回が能登半島豪雨になってしまったんですね。
全体に見ると、一つの気象現象でも(地域が違うので)複数の「呼びかけ」を出している例があるので、数的にまとめるのは難しいところもありますが、気象庁はむしろ「空振り」を恐れずに警戒を呼びかけていることがわかります。
それでも見逃してしまうんですね。
それが現状だと思っておいたほうがいい、というのと、「線状降水帯が発生しそうだ」という「呼びかけ」があったときには、「線状降水帯でなくても大雨」の可能性が半分弱、ということは認識しておいたほうがいい、ということは言えると思います。
あと、チベット高気圧は上空の高気圧なので、太平洋高気圧と重なることができるので「チベット高気圧が西のほうを押さえていたから太平洋高気圧が西に発展できなかった」という私の見立てはまちがいだったようです。
でも、じゃあ、2024年の夏に太平洋高気圧が西に出て来なかったのはなんでなんだ?
出て来なかったのにあれほど猛暑だったのは?
よくわかりません。
そこで、ここは決意表明
https://kakuyomu.jp/works/16818093083814971855/episodes/16818093085950207053のとおりに勉強しないとダメですね。
ま、やってますよ。
やってますけどね。
電車のなかで、やたら分厚い参考書を拡げて、やたら不機嫌な顔をしている(読んでもよくわからないから)人を見かけたら、もしかするとそれは私かも知れません。
ということで。
またよろしくお願いします。