@qp3m

――降臨の地の伝説―― 　遥か西の島には「降臨の地」という場所がある。その名は異邦人が流れ着くことに因む。 　人々が言うには、異邦は天にあり、ゆえに降臨の地に現れる者は、天より下…

大航海時代を迎えた頃の中世。 海へ繰り出して巨万の利益を得る層と、陸で貧しく暮らす層の二極化が進んだ時代。 貧民層出身の青年は、今日を生きるためだけに、盗みも殺しもやって来た。…

【 カクヨムコン８特別賞受賞作 】 　そこは竜族と龍人族が最強の異世界。 　丁重にお断りしたはず――なのに、龍人にされてしまった主人公。医師だった主人公だが、記憶を失い、自らにつ…

銀のフォークが黒くなった。 何を言ってるかわからねえかもしれないが、つまりだ……俺は今、高い確率で毒を盛られている。 王国の第一王子である俺には人には言っていない秘密がある。 い…

現代において『天衣無縫』の剣士、『貧乏神の想い人』と呼ばれた爺、朝日朧（アサヒオボロ）は隕石の落下により命を落とす。 目を覚ますとそこには全く神には見えない自称神がおり、朧以…

最高のお祭りとは何か。それは人それぞれだろう。私にとってそれは限られたお小遣いを駆使して最良の結果を得る事でした。 そんな私が子供の時に試行錯誤して辿り着いた最高のお祭りの定義。

『３日前に返された、国語のテストの結果を発表する。 　芝浦勝真、９９点。結月奏、９６点。牧原凜太郎、９０点。……』 　２年Ａ組の放送スピーカーから、突如、クラス全員のテストの点…

私はインタビューを開始した。ずっとずっと心にひっかかっていたからだ。 何があったのか？私がやったのか？単純な興味が狂気に繋がる。 真実は何なんだ？小さくつまらない真実が見えてい…

国境近くの村に住むアイリーン 数年後、ただの村娘だった彼女は魔王の玉座に座すに至る 第一回こむら川小説大賞応募用書き下ろし作品

「大好き……。だから……食べてよ、あたしのこと……」 　その言葉に誘われて、天使は少女の魂に歯を立てた。

ほのぼの異世界短編を書いてみようと思ったのにどうしてこうなった‥