https://kakuyomu.jp/works/16817330649026392153/episodes/16818093086258575180そんなわけで第二話です。
前半は、マリウスとシルヴィアが漫才をしながら、今回の依頼の内容を明らかにします。
後半は、シルヴィアが出発し、まずは白城市に到着するまでです。
辺境伯の依頼は謎だらけです。
そもそも何故、怪物は辺境伯の息子を狙うのでしょう?
護衛を付けるのを、息子に知られたくないのは、どうしてでしょう?
↑ということは、息子は自分が狙われていることを知らない=実際の襲撃はまだ行われていない、ということになります。
では、どうして息子が狙われていると分かるのでしょう?
相手が怪物で、息子を狙っているのなら、なぜすぐに襲ってこないのでしょう?
依頼内容からすると、辺境伯は怪物を直接目撃したか、目撃者からの情報を得ていると推察されます。
それにしては、情報が曖昧で不十分です。何か隠しているのでしょうか?
マリウスがシルヴィアに調査を命じた(というには回りくどかったですが)ということは、彼も何か情報を隠しているっぽいですねw
まぁ、物語は始まったばかりなので、こうした謎をばら撒いておいて、ひとつずつ回収していくことで、話は進行していきます。
もちろんシルヴィアは、現状ほとんど情報を知らされていないので、まずは魔導院の先輩である白虎帝から、事前に把握すべき基礎的な知識を得るつもりでいます。
クリスト辺境伯とは、どのような人物なのでしょうか?
今回は番外編だから短いだろう――と言っておきながら、どうやらゆっくりペースで話が進行しそうですw
どうか次回をお楽しみに!