https://kakuyomu.jp/works/16816452221210723112/episodes/16816700427314010500そんなわけで第三話です。
どうにか話の方向が見えてきました。
何となく予想がつくと思いますが、ここで問題となるのはユニへの依頼そのものではなく、ケルトニアと王国の直接貿易の方ですね。
さて、何度も説明したとおりケルトニア酒は、まんまスコッチウィスキーです。
ユニが飲んで驚いた酒は、スコットランド沿岸のアイラ島産の「アードベック」をモデルにしています。
アイラ島のスコッチにはいろいろな有名銘柄がありますが、「ラフロイグ」と「アードベック」がその二大巨頭と言ってよいでしょうね(私の家でも切らしたことがありません)。
本文で描写しているように、飲むと強烈な煙臭さとクレゾール臭がして、よく「正露丸の臭い」と表現されます。
お酒を飲まない人からすれば、何でそんな不味そうなものを飲むんだ? と不思議がられますw
ですがこれは恐ろしい酒で、嵌まると逃れられないという中毒者を多数輩出しているのですよ。