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【幻獣召喚士3】第二十二話「轟沈」を掲載しました

https://kakuyomu.jp/works/16816452221210723112/episodes/16816700426962372438

そんなわけで第二十二話です。

前回更新した後、なろう・カクヨムの双方で、
「魚雷?」
「まさかの魚雷」
「魚雷かよ」
――という複数の反応をいただきましたw
実に予想したとおりで嬉しくなってきますね。(^-^;

余談ですが、噴気石で推進するシステムは最初に考えたアイデアから変わっていません。
ですが当初火薬案は没にしていました(世界観が崩れると思ったため)。

代わりに何が入っているかと言えば、ヤツメウナギのような怪魚です。
これはドワーフたちの洞窟にある地下湖に棲息する生物で、セルロース(食物繊維)を食料とする凶暴な魚です。
敵船に魚雷がぶつかると先端の部品が外れ、この怪魚が飛び出して船板を食い荒らし、大穴を開けて敵船を沈めるというものでした。

結局、運搬中の呼吸や餌はどうすんじゃいとか、淡水魚が海水中で活動できんのか? とかいろいろあって、やっぱ火薬にしたという経緯があります。

本文でもちらっと触れていますが、この世界はかなりいびつな発達を遂げています。
基本は〝ナーロッパ〟=疑似中世世界なんですが、帝国の医化学は近代レベルに近いです。
それなのに火薬が発明されていないのは、いかにも不自然です。

ウエマクによる王国召喚術の発展、前エルフ王による帝国魔術の変貌など、地域レベルで影響を及ぼす者は、これまでにも登場しています。
ですが火薬に関しては、もっと全世界的な文明介入があるような感じがします。

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