肉級

学校からの帰り道、交差点にさしかかった少年は、横断歩道を渡っている途中で影の世界に迷いこんでしまう。空は真っ黒、地面は真っ白、人々は黒い影で顔もわからない。そんなありふれた迷子の…

普通に生き、普通に死ぬはずだった人生。 それは少し足を踏み外しただけで全て夢に消える。 柳風斗、彼も日常から滑り落ちた一人。 そこにあるのはただ、彼を喰らわんとする深淵があるのみ…

　妖怪怪異譚を題材にした掌編短編小説集です。コンセプトは「ゾッとするほど美しい物語」となっています。それぞれは独立していますが、様々な味わいのある作品群となっていると思います。 …

・　チエコ先生（出題者） 　３６歳女性。 　ふわふわウエーブのロングヘア。 　※ちなみに、２０２１年１０月現在のなずみ智子と同い年です。 ・　キクちゃん（回答者） 　１５歳少女…

人から聞いた話を文字に起こしたものです。個人の特定を避けるため、一部に改変を加えています。 全部読んでもわけわかんないと思います。 ぶっちゃけ面白いかは… うそです。面白…

”私だって、普通の女の子になりたかった。” ”人殺しなんて、本当はしたくないよ。” ”ねぇ、どうすれば私は救われるの？ ”もう、人を殺したくはないの――――――” 愛を求めて抗う…

女スパイVSテロ組織との攻防を描きました。 物語はフィクションです。

美しい花が持つ意外な花言葉をぜひご覧ください。 1000字以下の短編集で気になる花から読んで頂けます。

弟はなぜ歌うのか？ ホラーというほどホラーじゃないです。 微ホラーです!

内縁の夫から壮絶な暴力を受け、奴隷のような日々を過ごす私は、古本屋で一本のVHSを見つける。それは見ると死ぬという、呪われたスプラッタービデオだった。かつてホラーに取り憑かれてい…

既存の格言、諺、迷信、偉人の名言を一刀両断 変態的アレンジとその趣旨を簡単に紹介

その異常な殺人衝動のため、二十年間に渡って監禁されていた男が、ハロウィンの夜に解放される。はっぴーはろうぃん！

あの家は昔から怪物を飼っている。 怪物はうつくしい少女の姿をしている。 怪物は友だちの言うことをきく。 怪物と友だちはいつまでも仲良し。 この世の果てまで二人きり。

僕の見た夢です。

詩です。

髪を切ろう。思いきって髪を切ろう。 なんとなく「いつものとおり」と思う自分にさよならしよう。

祓い屋ってかっけーよね。 シュッ、シュッ、みたいな きっと私がこうゆう感じから離れる事は 一生無いのかもしれない(笑) あ、※煙草は身体に良くないらしいから、 年…

その一族には奇妙な風習があった。 とある年になると、長男を「旧支配者様」を生贄にささげていた。 生贄となる少年は真実にたどり着こうとしていた。 アングル様のランダムキーワード大…

拝啓 親愛なるヴィンス君 私は慢性の肺疾患だけでも悩まされているのに、ここにきて悪性感冒にかかってしまった ドクター リンクの往診によれば私は死ぬかも知れない 私には身寄り…

後から来る罪悪感とあやふやな記憶は厄介という話。

ボクは決めた。昨日までのボクにサヨナラをする。そしてみんなに仕返しをしてやるんだ。ボクはココにいるって証を刻む。さあゲームの始まりだよ。

青心社・クトゥルー神話アンソロジー 『クトゥルー・異世界へ』 投稿・不採用作品

知的障害者として判断された少年が、施設へ送られ、そこで経験した数々の恐怖とは何か？

そして、義母が死んだ……。 第2回尾道てのひら怪談佳作受賞作『尾道物語』改題。

恋人から指輪が贈られプロポーズを受けたが、彼との関係に不安のある彼女はそれを断る。 それがきっかけで二人は自然消滅したが、そんな彼女のもとに彼から指輪が送られてきた。

　美食家の男は『死ぬほど美味いハンバーガー』を食べに、デスデス☆ハンバーガーを訪れた。ネット上でこの店の評判レビューを見てみたところ、 　☆５『本当に死ぬほど美味かったです！　…

いじめられっ子のツムギくんのたった一人の友達は世界最強のドラゴンでした。

体を売る商売をしなければならなくなってしまった女性が、数々の店が集う会の謎の「競り」に参加することになる。 スティーヴン・キングの与太話の楽しみ方でどうぞ。

三作目にして売れた作家と、それにまつわるお話。

主人公の祖母はある時を境に宗教に狂い、人格を豹変させて親族からも忌み嫌われながら亡くなった。 そんな祖母が家族にも隠していた屋敷に踏み入る物語。 ※クトゥルフ神話をリスペ…

その昔、女を女が差別する時代があった。 私の見た女の人は、熟柿を私に食べてほしいと差し出した。

……おっ、そこの旦那。ちょいと。あんただよ、旦那。 ちょうどいいところに来た。ちょっとばかし話聞いて行ってくんねえか。

各駅停車と共に流れる、ある2人の時間。 普段、気にもとめず過ぎていく時間の中で、大事な何かを見出そうとする。 そんなお話。

そこは、近畿のある地方の山間（やまあい）に存在する、人口が百人にも満たない小さな集落だった。そんな集落に両親と共に暮らす小学一年生の泰規（やすき）は、あまり愛想はよくないものの、…

好評につき第二弾スタート。 本当に怖いことは、言葉のなかに存在する。 ふと頭に舞い降りてきた怖い話を、二度読めば理解出来そうな内容で書いてみました。 今回は人ならざるモノも活躍予…

信じ難いくらい安値だけど買う？ 親切そうな相手だから心配なし？ 床に落ちてる長い髪は誰のだろ？ 昨日まで無かったこのシミなに？ ドアの鍵はちゃんとかけたかな？ このメールは友人か…

寝る子は育つと言いますが、起きた子がその子である保障は、ないのかもしれません。

■あらすじ 　スポーツバーに誘い出した女の飲み物に薬を混ぜ、女を眠らせた。そして女を家に連れ帰り……。 ※400字詰め原稿用紙換算枚数：25枚 ※非ラノベ作品です。 ※こちらの…

ある日、名うての人形作家である叔父の元に来たケヴィンは、叔父の最新作である美しき少女の人形に心を奪われた。 以来その人形のことしか考えられなくなったケヴィンの元に、奇妙な書物…

三歳のときに初めて上がったステージ、それはバイオリンの発表会だった。 教室のお姉さんがかけてくれた「トイトイトイ」のおまじない。 幸運のおまじないとともに、私は一流バイオリニス…

教師として地元の中学に就職した。 ある意味、因縁のある場所だ。出来ることなら思い出したくない、初恋の思い出。 生徒が何気なく話していた「恋愛成就のおまじない」。それが、僕の初恋の…

本当はキューピットじゃなくてキューピッドですねわかります。

　明治維新で解体された某藩の家老の末裔、松埜《まつの》家。 　この家には〈外の世界〉に決して知られてはならない、厳格な掟が定められた秘密がある。 　後継ぎである本家の長女、華蘭は…

フィクションです。中編の定義はわかりませんが、はじめて中編を書きました。 そのため、もしかしたら、長めの短編かもしれません。

パワハラ被害を訴えるその裁判はー