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最終話(嘘)の訳

どうも( ^_^)/

更新ボタンを間違えて押した者です。

今、急いで再編集をしています。

『黄昏街と暁の鐘』最終話  
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888196412/episodes/1177354054889814088

タイトルの横に、不自然なスペースを作ったのは誰か気づくでしょうか。最終話と書きつつ、最終話ではありません。

何故そんなことをしたのかというと、理由は二つあって、一つ目は個人的なモチベーションです。

今まで、なかなか一息に小説を完結させられないことが気がかりでした。どこかでへばってしまう。ただ、完結付近になるとまた盛り返してきて、結果としてかなり長くなってしまうということも常でした。

この物語も、気が付けば十二万字を越えています。いい加減、二十万字無いと完結しない病から抜け出したいのですが、上手くいきません。

ならばせめて、途中で更新が止まることだけは何とかしたかった。

ここからもうひと踏ん張りというところで「これが最後」というほどの熱量が欲しかった。なので、話のタイトルだけでも『最終話』にしてしまおうと思ったわけです。

もう一つの理由は、物語というものに、本当にのめり込みたかったからです。

どうしても、小説というのは作者の頭の中から出てきた言葉の羅列でしかないわけで、主人公を始めとする登場人物たちは、糸のついた人形のように、作者が予定した通りに動く空想上の住人としての役割を背負っている。

身も蓋もないことをいえば、どうしようもない絶望的状況を覆すか否かも、俺の胸先三寸です。

そうなのだけれど、醒めたくなかったのです。

本当はここで終わってしまうはずの物語を、無理やり、強引な延長戦に突入して、「まだ終わってねぇぞコノヤロー!」と燃え上がらせたかった。

もともと、『黄昏街と暁の鐘』はゲームのシナリオを書くような気持ちで始めました。

今回の『最終話』は、いってみればマルチエンディングのノーマルエンドで、ここから先は本当のハッピーエンドが掴める最終ルートに入っていくという、そういう体を取りたかったんです。

なんとなくでも、分かっていただけるでしょうか。

途中まで、「あれ、これ本当に終わらせられるんじゃないか」とも思いました。自分をそこまで騙せたのであれば、きっと、この小説は自分にとって良いものだったんだと思えます。

最後まで、本当の最後までお付き合いください。

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