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泣いたっていいじゃない、という話と、「泣き」を入れることについての話

どうも( ^_^)/

ライターズ・ハイな者です。

どうやら次話で完結できそうです。今回も20万字に届く見込みですが、書けて良かったです。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054884295565/episodes/1177354054888127508

別に売り物になるわけでもない小説を敢えて書くのだから、最低限「自分で読んで面白くて感動できる話」をやりたいという野心があります。

その点、今回は大成功です。なにしろ、書きながら書いている本人がボロボロ泣いているのですから。

今話のような「泣き」のシーン。読む分には何とも思わないのに、書く方になると途端に敬遠したくなる傾向がありました。

「書いていると、知らず知らずのうちにキャラクターが勝手に動き出すものだ」とは小説家のみならずよく聞く話ですが、その伝を100%持つことはできないと感じる自分がいます。

いくらキャラと筆に任せるまま書いていようと、大元を辿れば所詮は作者の小さな脳味噌から出てきたものじゃないか、と。どう言い繕っても、そこにある程度の“作為”は混じるだろう、と。

そこにきて、ここぞの場面で登場人物を泣かせたりなんかすると「はい、ここで感動してください」と出来の悪い“感情案内”を付けている気分になってしまうことが、今まで多々ありました。

まぁ、要するに、物語を作るのが下手だったのです。そんな己の才ですが、今はそれなりの和解へと向かっています。その一つの到達点が今作でした。

それは「ここまで来たらもう泣く以外あるまい」というところまでちゃんと持ってきてあげることです。≪心と体と頭と魂がバラバラだ≫なんて書いた後に気付きました。「我慢しなきゃ」って理性と「もう嫌だ」って感情をしっかり高めてあげれば、泣いてもいいじゃないかと思えました。

プロットがめちゃくちゃになっている話は以前もしましたが、しかし、なるべくしてこうなったと思えます。次で最後です。一応。

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