本屋という話を書きましてこれが今を生きる私たちに必要な最高の恋愛小説になっています。
恋愛において出会いと別れって1%くらいだと思うんですよ。0.01%とかもっと僅かな方がいいですよね。でも恋愛の物語の多くがその1%以下について書かれてます。サッカーの参考書なのにキックオフとユニフォーム交換についてだけ書かれているような感じです。バックパスしたらいいし、ありがとうって声かけて頼めばいいだけなのに。
素敵な出会いや別ればかりが称賛されるなら、始まってすぐに別れたり浮気しちゃいますよね。だってみんな刺激的な恋愛のやり方しか知らないのだから。
物語のおもしろさという部分で出会いと別れに焦点が合うことは当然です。実際一番おもしろいから。それは仕方ない。でも商業的な色の必要のないカクヨムでは、ただくだらない日常を過ごす恋愛小説を書くべきなのかなと気付きました。その方が本当に大切な緩く幸せに続く恋愛を肯定できるかなと。
この本屋はその点でよく書けました。私も人は選ぶかなと思いながらも自分で何度も読み返しては「どう考えても最高の恋愛小説だな」とひっそりと思っていたのですが最近ちょこちょこ☆やレビュー頂いてて「やっぱり最高の恋愛小説だよな」と考えを改めましたのでお知らせいたします。まず読んで頂いたみなさま、なにより反応いただいたみなさま本当にありがとうございます。
本屋
https://kakuyomu.jp/works/16818093084356313566