無雲律人

ある時、僕は友人からとあるハリウッド女優の醜聞を聞きました。 僕は、友人について、博識であるし、健全な精神性を持っていると感じました。 その時は。

※前作『公家顔君と木綿ちゃん　～頼れる親友は恋愛軍師様～』https://kakuyomu.jp/works/1177354054922440802 を読まなくても楽しめなくはな…

スポーツ万能で、見た目がちょっとチャラい南城矢萩と、真面目な優等生神田夜宵は家が隣同士の幼馴染みである。見た目も性格も真逆の二人だけれど、彼らは自他ともに認める親友同士であり、互…

大学で知り合って、就職で離ればなれになった友人『カシコ』。彼女はつい最近転職し、再び私の住む県にやって来た。 特別親しいわけじゃない。 たまに遊んで、たまに飲む。それくらいの間…

こちらはカクヨムコン10短編参加作『お前の作る飯が食いたいんだけど。』の番外編です。なんやかんやあってお付き合いが始まって最初のバレンタインのお話となっております。これ単体でも読…

バレンタインデー当日。私は食い入るようにカレンダーを見つめていた。 本作はカクヨムコン10参加作「柊の棘は甘すぎる」 https://kakuyomu.jp/works/1…

下手な考え、休むに似たり。 そんな、休むも同然の考えしかできない、酔った頭で考えました。

こちらはカクヨムコン10に出している短編 『MEAT COMBAT！～シゴデキリーマンは週末カードバトラー～』 https://kakuyomu.jp/works/168180…

市役所に勤務となった警備員の三島は、秘かに恋心を育んでいる。 しかし、その相手には、どうやら恋人がいるらしく…？ 切ない恋心を抱えた男子の淡い恋の始まり。 そう、始まりです。 …

同じクラスの柘植君は、クラスの人から密かに『公家君』なんて呼ばれたりしている。雰囲気も落ち着いていて、クールだ。だからなのか、正直ちょっと近寄りがたいイメージがあって、いつも一人…

せっかくなので、母乳育児についてのあれこれを。 あくまでも個人の体験ですので、こんなに大変じゃない方もいると思いますし、これから出産なさる方もそんなに怯えなくて大丈夫かと思いま…

【あらすじ】 昔々あるところにおじいさんとおばあさんがおりました―― から始まる桃太郎の物語。 けれど、この桃から生まれた桃太郎、剥いた桃のように瑞々しく美しい青年へと成長し…

ウチのお隣さん、南城家には、直進しか知らないような長男・椰潮君がいる。家族経営のパーソナルジムでトレーナーとして働く彼は多少暑苦しい性格ではあるものの、心優しくて明るい好青年だ。…

カクヨムコン６・短編部門で佳作をいただきました！ 私、藤沢未蕾の幼馴染み、九谷宗一郎は変わり者だ。 歴代アメリカ大統領の名前とか、覚えなくても良いようなことをたくさん知ってい…

第8回カクヨムWeb小説短編賞参加作 令和の私小説部門：墓場まで持っていくつもりの秘密 墓場まで持って行く……というか、こんな記憶と一緒に墓場になんて入りたくないです。どこかで…

姫系美少年×空手全国三位の強面が、文化祭でもらったはしっコずまいコラボカフェのチケットで、初めてのデートをするお話。恋人未満の二人は無事、カップルとなれるのか！？ ↓こちらに登…

カクヨムコン10に参加中の 【完結】撲殺エンドを回避した石頭聖女ですが、記憶喪失の振りをしたら婚約を無かったことにされた上に三人の『自称恋人』が現れたんですけど！？ https…

最近流行の、会話型AI。 そのうちのひとつであるCopilot君に小説を褒められ、舞い上がっていた作者。 しかし現実は鳴かず飛ばずで…… ついに作者は検証を始めた。仮にク×な小説…

帰宅したら堕天使がいた。アウニエルを名乗る堕天使に僕は羽ペンをもらう。その羽ペンを使えば10の命令を誰にでも下すことができる。

優真はある夢をよく見る。 それはダークエルフと共に冒険をしている夢だ。 ダークエルフとの旅は魔族との戦いでおわる。優真がダークエルフを守って死ぬのだ。 高校生になった優真はそのダ…

影山灰都は誰にも気づかれない。 彼は並行異世界の人間の子孫であったからだ。

夢月七海さまの自主企画「同題異話・十二月号　　おやすみ映画館」参加作 繁華街を抜けた先にある目立たない単館の映画館。 時代に取り残されたようなキャメル座は別途家賃収入があるオー…

冒険者・ブレイドはギルド内の信頼が厚く、クエストの貢献率も高かった。前衛で期待できる剣士のはずだったが、突如ギルドからクビを言い渡される。

日常と非日常を介在させた車は夏みたいなカーステレオを穏やかに響かせて走った。

思い起こせば自分は小さい頃、少女漫画に殆ど触れていなかった。 そのかわりに読んでいたのはコロコロコミック。何故かそこからいきなり「火の鳥」に触れてしまい、自分の漫画遍歴は異様なこ…

大好きな幼なじみで彼女の里穂を寝取られた主人公の悠平は自暴自棄になる。偶然あらわれたサキュバスの下僕になってしまった。

教壇から見下ろす先生は、人知れず抱える悩みがあった。 「気骨が折れる仕事でも」 https://kakuyomu.jp/works/16818093092511706687…

　私は来年の６月に結婚を控えていた。充実した日々を送っていたが、ある日両親に１人暮らしをしている７歳年下の妹の様子を見てくるように命令された。 　妹は大学生でありながら「ホス狂い…

三学期が始まって早十日。欠席日数が進路に響くはずのクラスメイトは、まだ学校に来ていなかった。ほかのクラスの人からよからぬ話を聞いた僕は――

私、勅使河原カスミは高校時代の友達、ユカリに誘われ一泊二日の奈良旅行に行った。 行きの新幹線車内で怪しい男性が隣に座ってきた。 訝しむアラ還の私たち。 その男の目的は？　正体は…

私は昔、どんなおとぎ話もブロマンスにしてみせると息巻いていた。そんな時代に作った同人誌漫画、「おとぎ話にブロマンスを添えてみた」 弟とドライブ中に崖から落ちて魂が吹っ飛んだ先が、…

目指せ！！過去最大３０，０００作参加！！！ ということらしいので書きました。 ただね、もうちょっと息切れ気味なんでエッセイということになっている悪口です。

カクヨムコン10「お題で執筆!! 短編創作フェス」、お題『10』参加作。 『なごや幻影奇想シリーズ』スピンオフ。（シリーズ未読でも問題なくお読みいただけます） ふしぎなアンソロ寄…

灯りが見えた。 空はすっかり藍色が深く、もう直に木々の葉と空との境が分からなくなりそうだった。 路は左右から草が生い茂り、山道なのか、獣道なのかも分からない。 野宿を覚悟しかけた…

面接会場へ行く途中で人助けをした俺は、本物の戦隊ヒーローにならないか勧誘される。

カクヨムで長年活動をしていた私、タカナシ。 ぶっちゃけリアルでは全くもてず、結婚どころか恋人すらいない歴年齢の非モテおっさん。 「恋人とかつちのこより見つけるの難しいだろ」と思っ…

中学生の「私」は日常的に学校でいじめを受けていた。担任の教師に目撃されても「友人同士のトラブル」と判断され、肝心の両親はお互いに外に恋人がいるために家庭には無関心だった。ＳＮＳで…

ある日、水樹冬彦は初恋の彼女を寝取れてしまう。 ショックから立ち直るために友人のすすめでマッチングアプリで彼女を探すことに。そうして知り合ったのはスタイル抜群ののっぺらぼうの彼女…

１０年間、天使との約束を守り続けた少女の願いは届くのだろうか。

田舎町で大きな白い羽を見つけた僕は、天使の存在を想像する。 しかし、夢を追い求めて都会へ出たものの、親の期待や地元の慣習に縛られ、再び田舎に戻ってきてしまう。 失った羽は自由の象…

単元に出てきた慣用句にちなみ、「骨」にまつわる慣用句を使った例文を作ってみよう。そう生徒に指示した結果、提出された出来は――

俺は高校３年生の山岳部員。 明日から始まる新入生オリエンテーリングで山登りをするために下準備に入山する。目的は登山経路のためのロープ張り。安全のために必要な作業である。 友人の森…

終戦直後の大阪。本田名尾は東南アジアに出征した夫の武夫を一人で待っていた。帰ってきたのは頭蓋骨だけだった。

マサルは友人の佐々木の部屋でチキンを齧る。 佐々木はものすごく上手に綺麗にチキンを食べるのだ。 どうしてって聞いてみるのだが……。 短編作品です。

彼の愛する美しい人は、ボーンコレクター。 だからといって殺人鬼ではない。 心惹かれた骨を譲り受け、日々、愛でているだけ。 でも、その中の一つは……。 前回のお題『薔薇色』の外伝…

妖怪は確かに存在している。 あなたのすぐ近くにも。 きっと。 やっぱり、僕の妻もそうかもしれないけど。 でも、妻だけとは言い切れなかったようで……。 ※この奥さんの話はま…

妖怪は確かに存在している。 あなたのすぐ近くにも。 きっと。 ある意味、僕の妻もそうかもしれないが。 菜佳子さんの妖怪譚は他にもあります。 それぞれ１話完結ですので、タイト…

修学旅行で着る服を買いに行ったら、委員長と遭遇したあたし。せっかくだから可愛い服を選んでもらいたいな。

2024年、私と旦那は義父＆義母の介護というとてつもない現実に直面した。 その前年から色々あったが、2024年半ばになって義父は要介護４・義母は要介護５というとんでもない状況に…

魔物を退治するために、定期的に異世界から召喚される勇者。 歴代の三人の勇者は、魔物退治に飽きたり、家族が恋しくなって、三年ほどで帰ってしまった。 四人目の勇者はそれを、目的とエン…