概要
税金に殺される日はくるとして、あなたと食べるごはんは美味しい
国税に文句を言ってみました。
ただそれだけの短歌連作です。
ただそれだけの短歌連作です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!税制批判の中で小さな日常を愛おしむ短歌集
冒頭から、
圧の強い歌が目に飛び込んでくるので、
怯んでしまう読者も少なくないでしょう。
しかしながら、
作者がこの作品で本当に言いたかったのは、
単なる税制批判などではなく、
小さな日常の中のささやかな幸せに対する、
心の底からの真摯な祈りなのではないかと想像します。
手取りから引かれたぶんで買えたはずのアイスを思いながら寝る
この9首目は、
そうした何気ない日常への愛着が、
象徴的に現れている一首でしょう。
字余りや字足らずが多いのですが、
それは作者の日常を守りたいという熱量の証左のようで、
むしろ微笑ましくさえ感じられるのです。
税金を取られるのが好きな人はいませんが、
そ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!この奥にある感情( ;∀;)
タイトルをお読み頂いただけで、ある程度の予測をもって皆様はお読みなられるかと思います。
まだ社会人ではない読者の皆様だと「ふ~ん」と感じつつ、実は大人の読者よりも鋭くこちらの短歌に内在する「空気」を感じ取れるかもしれません。
そういう意識でお読み頂くと、本来の短歌の味わいが正しく伝わるかと思います。
さて、事実だけを述べれば、私達は生活をする上で様々な「税」により、年収のおよそ半分をむしり取ります。相続税はさらに悲しみに暮れる親族にムチ打つ仕組みです。
人間は残酷な生き物です。
例えば、普通に居酒屋で飲んで隣に座る人に気を遣って、愛想を振りまいてお勘定を払って帰るおじさんが、仕事で…続きを読む