概要
大賞を獲っても、売れない。大賞作のAmazonランキングを調査した。
「角川書店の出版事業が赤字に転落した——このニュースは、業界関係者に衝撃を与えた。なぜ、日本のポップカルチャーを牽引してきた大手出版社が、ここまで低迷しているのか。
本稿では、一つのデータに注目した。カクヨムコンテストで『大賞』に選ばれた作品たちは、その後に市場でどのような評価を受けたのか。Amazonランキングを調査した結果、そこには『評価』と『需要』の間に、決定的な乖離があることが浮き彫りになった。
これは、特定の作品や作者を批判するためのものではない。コンテストの構造そのものが抱える問題を、データに基づいて整理し、改善策を提案するためのものである。
角川は、この現実と向き合い、『転生』することができるのか——。」
本稿では、一つのデータに注目した。カクヨムコンテストで『大賞』に選ばれた作品たちは、その後に市場でどのような評価を受けたのか。Amazonランキングを調査した結果、そこには『評価』と『需要』の間に、決定的な乖離があることが浮き彫りになった。
これは、特定の作品や作者を批判するためのものではない。コンテストの構造そのものが抱える問題を、データに基づいて整理し、改善策を提案するためのものである。
角川は、この現実と向き合い、『転生』することができるのか——。」
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!角川書店は、何へ転生するのか
コンテストは、才能を選ぶ祭典であると同時に仕入れ市場でアリ、出版社から見れば巨大な仕入れ市場でもある。
出版社が原稿を一から探し、作家を育て、市場反応を推測するより、投稿サイト上で大量の作品を集め、PV、評価、コメント、読者選考などを観察した方が、初期の探索費用を抑えられる。
毎年コンテストを開けば、新しい作者が自分で原稿を持ってくる。
宣伝もして、レビューし、読者も連れてくる。出版社は、その中から市場性のありそうな作品を選べる。
これは極めて優秀な無料の案件発掘プラットフォームに見える。すすきのの無料案内所ばりに優秀である。
つまり、コンテストを初め、このカクヨムプラットフォーム…続きを読む