概要
大賞には書籍化とコミカライズの「確約」があり、もう一作でも書籍化の相談が進んでいました。けれど、受賞後に生成AIに関する規約が発表され、12月11日に出版企画の中止を告げられます。
応募から中止の連絡までに何があったのか。そのあと、なぜ賞金をAIの利用料に使い、また小説を書いたのか。
読まれた作品も、AIに推敲を任せすぎて文章が崩れた作品もありました。読者の感想を受けて原稿を直すところまで、当事者として書いています。
2026年5月〜9月の記録、全10話。2026年9月20日に全編改稿。
おすすめレビュー
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- ★★ Very Good!!AIは育てることができる相棒です
作者がおっしゃる「面白いに罪はない」という以前に、言外に強い憤りを感じました。
私は、駄文をせっせと複数のAiサービスを無料で使いながらカクヨム様にアップしています。
Aiは、私の文章の癖を学び、誤字脱字のチェックというような安易な使い方だけでなく、校正やプロットの作成を助けてくれます。これは、Aiの位置付けを商業作家は別にして、老若男女の壁をなくし広く自己表現を支援する有益なツール、相棒だと感じています。
作者のおっしゃるように多くの読者が受け入れてくれた作品を、理不尽な理由で拒否されるということは、相当な痛みを感じていらっしゃると推察します。
作者が私のようにAiを相棒と感じていらっ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!面白いには罪はない――まったくそのとおり
本文中にこうあるが、これがAIを利用するということなのだ。
『正直に言えば、私の作り方では、何割がAIで何割が人間か、線を引くことができません。AIが書いたものを私が直し、私が書いたものをAIが直し、それを繰り返して1話が形になっていきます。途中でどちらが何を書いたか、もう私にも分かりません。』
現状、AIが作成した文章が約5割を超えたら「AI本文利用」とタグづけをするとのことだが、これはあくまでも自己申告だ。
厳格に線引きが出来るようなものでもなし、AIが生成した箇所が「ここはAIが作りましたよ」とマーカーされているわけでもない。
「かっこいい小説を書きたい」「よい表現はないか」…続きを読む - ★★★ Excellent!!!AI本文利用、その先の現実
いま日本の小説業界は、まだ「AIをどう扱うか」の空気と倫理で揺れている。
けれど、私はいずれ必ず転換点が来ると思っています。
AI本文利用かどうかではなく、 「読者に届くか」 「利益を生むか」 「IPとして強いか」
そこを基準に、出版社・投稿サイトが動き始める時代です。
実際、海外小説投稿サイトはすでに日本市場へ参入し、日本の作家を囲い込み始めています。
面白い作品は、お金になる。 強い作家は、奪い合いになる。
市場原理が本格的に動き出した瞬間、 AI本文利用作家を排除している余裕はなくなる。
私はそう考えています。
AI本文利用。 それを隠さず、堂々と名乗る作家たちの時代は、たぶん思ってい…続きを読む