概要
野にあれば 牙か飢えなら 悔いはない 逃げられぬ陽を 野生と呼ぶな
“I am in favor of animal rights as well as human rights. That is the way of a whole human being.”
—Abraham Lincoln
多摩動物公園で、三頭のライオン――ムギ、イチゴ、ルエナ――が相次いで亡くなったという知らせに触れ、動物園で生きるライオンの声を想像して詠んだ十首です。
人に守られて生きる動物たちが、そのやさしさの中で、最後まできちんと命を守られますように。動物園で暮らす動物たちが、これまで以上に大切にされ、それぞれの生態に合った暑さ対策と、必要な動物舎への冷房設備が一日も早く整えられることを、心から願っています。
—Abraham Lincoln
多摩動物公園で、三頭のライオン――ムギ、イチゴ、ルエナ――が相次いで亡くなったという知らせに触れ、動物園で生きるライオンの声を想像して詠んだ十首です。
人に守られて生きる動物たちが、そのやさしさの中で、最後まできちんと命を守られますように。動物園で暮らす動物たちが、これまで以上に大切にされ、それぞれの生態に合った暑さ対策と、必要な動物舎への冷房設備が一日も早く整えられることを、心から願っています。
文学が、あなたと私の心を潤しますように。あなたも動物たちも、今日も笑顔で。――栗パンとクリたちより
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!多摩動物公園で亡くなったライオンさんたちを悼む
多摩動物公園のライオンさんたち。
お会いしたことが無いのですが、三頭も亡くなったと聞いたときは自分も衝撃を受けました。皆さんはご存じでしたでしょうか?
本作は、多摩動物公園で、亡くなった三頭のライオン――ムギ、イチゴ、ルエナ――について詠んだ短歌集になります。
はじめは、無邪気で可愛らしいライオンさんたちの様子を詠んでおり、なんだかほっこりします。
けれども最後の方へ行くにつれ、短歌が読み手の胸を締めつけます。
切り取られた空、空と引き換え、コンクリート……そして極めつけは「野生と呼ぶな」。
動物園には動物保護的な役割もあるため仕方のないことですが、そもそも動物園で保護しなくてはなら…続きを読む