魔女バーバヤーガの棚には百を超える品々――トカゲの尻尾、梟の両目――棚卸しの最中、王妃リュドミラが現れる。中世~近世の世界を舞台に、魔女と王妃の会話が描かれる。王妃はある品物を望んでいるが、魔女は王妃を試すように質問を重ねる。王妃は望みの物を手に入れるのか……?魔女の店のディティールから生まれるリアリティ。その場にいるかのような臨場感を覚える。魔女の品物もいかにも中性的な怪奇趣味にあふれていて、とても興味深い。これは喜劇なのか悲劇なのか? 魔女は淡々と深夜営業をこなすだけ……。
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