みんなで同じものを食べに行こう。
語学学校の先生たちは、そんな何気ない夕食の相談を始めます。
ところが、意見をすり合わせていくどころか、自分の主義を強く主張する人が現れ、話は思わぬ方向へ。
「こういう人もいるから、こうしようか」ではなく、「わたしはこうだから、みんなわたしに合わせて」となったとき、集団はどこへ向かうのでしょうか。
これは日本に限らず、世界のどこでも起きている問題だと思いました。
多数決による「最大多数の最大幸福」は、誰かの不幸の上に成り立っているのではないか。
では、みんなが本当にハッピーになることなど、果たして可能なのでしょうか。
お食事を巡るお話ですが、多様性と民主主義について考えさせられる作品でした。
ぜひご一読ください。