ホラー好きの知人に「『近畿地方のある場所について』は怖くて面白かったよ」と言って本を返したら、今度は『現代百物語 新耳袋』という本を貸してくれました。
評判のよい現代の怪談らしいです。
最近少しずつ読み進めているのですが、オチも解説もない短い不気味な話がたくさん載っている本でした。
これが実話怪談か、と『近畿地方』を読んだときと同じように思いました。
地名が書かれていて、そこでこのような怖いことがあった。ただそれだけ、というような話を読むと、妙にリアルに感じて少し怖いです。
ものすごく怖いわけではなくて、少し怖いのです。作り話っぽくないのが、たまりません。