月瀬澪

現代短歌って、 「世界というものを金魚鉢の中で飼育して観察する遊び」 と思うのです。 だから、何もかもが息をして、動き回っているのです。 そういう意味で、ここで詠われる短歌たち…続きを読む

とても素敵な詩でしたので、私も思わず誘惑されて、夏の海に飛び込みたくなりました。 作者様の世界観に触発されて作ってみた即席の詩ですが、こんな気持ちになるほど、言葉選びがキラキラし…続きを読む

読み終えて、私の心は粉々に砕けて、砂となってどこかへ飛んで行ってしまいました。 胸の真ん中に、ぽっかりと穴が空いたようで、ただひたすらに作者様の熱が注ぎ込まれたような衝撃を受けてい…続きを読む

夏の終わりというものは不思議と、暑さと思い出に心が溶けてしまったかと思うほど、切なくて儚いものです。 寄せては返す波が、夏の思い出を連れてきては、また消え去っていく。 指先から砂…続きを読む

作者様の日常を面白おかしく切り取り、厳選された言葉で磨き上げられた、珠玉のエッセイ集です。 電車の中で読み始めてしまったが最後。ある意味、あなたの移動時間はホラーと化します。隣の…続きを読む

詩に込められた色とりどりの想いや揺れる心情を、隠れた言の葉に込めて百花繚乱と咲かした美しき短歌集。 花言葉や掛詞はもちろん、四季折々の季語も交えつつ、想像の中の情景があふれてくる…続きを読む

何もかもが空虚（からのうそ）だったと思えてしまうほど、衝撃的なラストシーン！ ２０００文字足らずの物語ですが、描写は生々しいうえに細かく、登場人物の心情に対する説得力も抜群です。…続きを読む

季節の細かな描写を散りばめていて、１年の思い出に心を馳せることができる、日めくりカレンダーのような俳句集です。 人それぞれ好きな季節、嫌いな季節、過ごしやすい季節、早く過ぎ去って…続きを読む

あれ？ わたし、さっき、ショートケーキ頼んでませんでしたっけ？ まぁいっか。このアップルパイも美味しそうだし、いただきまーす。 んんん？ ちょっと待って。この弾力。この甘味。この香…続きを読む

作者様の思いの丈や揺れ動く心情を綴った繊細な詩集です。 誰だって、毎日の心の天気が晴れているわけではない。私たちの心は丸裸で傷がつきやすく、冷たい雨にさらされています。 だから…続きを読む