とても素敵な詩でした。
大きな一つのストーリーを持った詩。
一文字一文字に主人公の揺れる感情が織り込まれていて、長編の小説にも引けをたらないくらいの熱量を持っていたと思います。
一つ一つのページに掛かれたストーリーそのものが、単独の詩のような美しさや、切なさを持っていて、作者様が丁寧に言葉をつづっていたのだなと強く感じます。
最初に私が思い描いたエンディングと異なりましたが、それもまた素敵です。
特に最後のページの最後の言葉。
やりきれなさとすっきりした清涼感が入り交ざったような何とも言えない質量の言葉だったと思います。
私は読解力がないので、変な解釈をして暴走している可能性もありますが、それでも、この詩が美しく切ない素晴らしいものだと思うのは自由だと思うので、ここに好き勝手に書かせてもらっています。
貴方も是非、この不思議な美しい世界をご覧になってくださいね。