呂兎来　弥欷助（呂彪　弥欷助）

人影もない喫茶店。1人で佇んでいるときにふと話しかけられる。 とても綺麗で、すらっとしていて、でも目に闇を落としたお兄さんだった。 「ちょっといいかな？」 私は頷いた。 …

彼氏に浮気され会社も彼女がたどり着いたひっそりと佇む古ぼけた本屋には何があるのか。

金色の希望に絶望の黒をぐちゃぐちゃ混ぜれば、ペールイエローになりそうだ―― 希望に満ちた大学生活を、難病が破壊した。 「一生治らないけど諦めないで」と親指を立てた主治医の笑顔と…

光はあなたを照らし、安心させてくれるでしょう。暗闇の中で見つけた一筋の光ならなおさらです。 あなたは暗闇を恐れ嫌います。そこに何か潜んでいそうな気がして気持ちが悪いからです。 し…

　凸凹な幼馴染。成人しさらに筋肉がついた無口な男と。小さいけれど元気でおバカな二人は。きっと、生まれた時から、惹かれる運命だった。 『あの日、置いてきた恋を。』の続編です。 …

筋肉、それは至高。 でも本当は骨が好き。（おい）

KAC2023　お題「アンラッキー７」 七菜は７人兄弟の末っ子だ。 まだ小学生だから、早く大人になりたくて仕方ない。 ある日、一番上の一志と一緒に買い物に出ることになった。 …

【KAC20235　筋肉】 筋肉って何？ そう聞いた私に、センセイったら何て答えたと思う？ もう、職業病よね。 まあ、そんなセンセイがほんとは大好きなんだけど。 ※注意 医学…

生きるとは難しい。

　ボブが首輪を逃れて散歩に出ると、すでに他界した元飼い主が待っている。 　残された家族の近況報告をしながら、深夜の散歩は続く。

777字ことばあそび的な詩です。今回のテーマ好きですー！

何に悩んでいるのかも分からない子が深夜に家を飛び出し、違った視点から見知った街を見つめる。

書きたい、書いてみた、自己満足なお話を取りあえずおいとく場所です。 あべこべです。書きかけも多いです。 ジャンル複合。どぎついのもあるかも。他作にでてきた人だとか全く新しい話とか…

いや別に受験失敗の話ではないので気にせずに

　妻との諍いから家に居づらくなった俺は深夜の波打ち際を散歩していた。 　そこで出会ったひとりの女性と俺との奇妙な関係。

女子大生の「私」は、雨の日の帰り道、道端でふるえている一匹の大胸筋を見つける。 放っておけずに連れ帰って、大胸筋のお世話をすることにした。

KAC2023　お題「深夜の散歩で起きた出来事」 昔々のお話です。 １４才の与助は老いた母と暮らしていましたが、ぽやぽやしていると男やもめのひとりものになると追い立てられて、山…

深夜の散歩で見つけたのは一つの変わった扉。 扉の役割とは？ そして、扉を渡る人の役割とは？ 777字で分かる世界の話。 そんな話。

クールで、仕事ができる広報部　部長。阿坂さん。 僕の入社、そのキッカケを作った人。 その人がコロナに感染をして……。

事件から一ヶ月、捜査は打ち切られた。 しかし藤見は諦めきれない。 小さなヒーローの実在を、信じてみたいから。

大きくなった兄妹。 兄と妹には何となく距離がある。 きっと大した事無いことなのかもしれない。 だけど、ずっと抱えている思い。 そんな話。

　彼女は本の虫。私とは正反対で、だから惹かれ合った。 　小説家になろう、アルファポリスにも投稿しました。 　小説家になろう→https://ncode.syosetu.com/n…

シリアス書きが転生物を書いたらこうなります。 今年のKACは777字で全テーマ書きます。こちらが一作目。 どうしてもそれ以上の字数を使って作品が書きたくなったら、777字小説に…

ゲームセンターで見かけたクラスメイトの船井さんは、クレーンゲームでアンコウのぬいぐるみを狙っていた。 小説家になろうにも掲載しています。

　俺が子供のころに両親は事故死した。 　死ぬほどつらいわけでもないけれど、希望もない生活。 　高校受験どうしようかな、って考えてる俺の前に見覚えのない本屋があった。

猫を助けようとして、トラックにひかれてて死んでしまった。 実は異世界転移に巻き込まれて……。 それはよくあるシナリオではあるけれど。 どうやら、世界と世界の質量を加味すると、安易…

KAC2023　２回目お題「ぬいぐるみ」 思い出はいつも切ない 別サイトにも重複投稿中

魚水　海里（うおみずかいり）はその名前から「みずタイプ」とか「水属性」とかあだ名されていた。 そのため、勉強はさっぱりだったが魚へんの漢字にだけは親近感を覚え、やたらと詳しくなっ…

ヘタレ彼氏と先輩彼女のダブル視点での、何気ない本屋さんデート。

恐ろしいほどに、たまたまの連続だった。 たまたまの残業で、たまたま時間の違う電車に乗って、たまたま本屋に寄り道した。 本当にただそれだけだったのに、懐かしい人に再会する。 KA…

難攻不落の麗しきご令嬢・ナターシャに恋をしていて少々悪癖をわずらっている（自称）紳士的な主人公は、いつか憧れの彼女に踏んでもらうため、彼女の弟であるロッティに土下座して協力を申し…

夏目悠(なつめゆう)は、仕事は出来るが私生活はだらしない姉、理緒(りお)の面倒を見ながら暮らしている高校生。 早くに親を亡くし、姉と二人助け合いながら生きてきた悠だったが、ある日…

遺跡都市、ノルミアでは一人の女ハンターがいる。遺跡に潜っては多彩な財宝を手にする名うてのハンターだが決して馴れ合うことなく、殺気を放っている。そんな彼女に穏やかに接するのは受付カ…

　引越しの挨拶のため、その町でもっともチカラの強い『場所』へ向かった遙華。そこで待ち構えていたのは男の子の霊体であった。 「今世こそボクと一緒に過ごそう」 　そう言ってイケメ…

九十九人の村人が殺された。 村の修道女ネフェニーは復讐を誓って髪を売り、剣を取った。 彼女が教えを乞うたのは剣姫ラウラ。漆黒の剣を携えた、老いてなお最強の女剣士である。 「あな…

　あの日から、僕は毎日『彼女』が作った料理を食べている。 　どこの誰かも知らない『彼女』。突然僕の家に居着いた『彼女』。 　でも何故か、僕は今宵も君と晩餐をとっていた。 ※…

※本作は「ゆるプロット交換会」参加作品です。 由希さんのゆるプロットを元に執筆した作品となります。 「ゆるプロット交換会」について詳しくは以下リンクから。 https://kak…

かつて『断空のゼレス』と呼ばれたその男は、幼い子を連れて、宛のない旅をしていた。 男は竜殺しを成したが、その事を悔い、剣を捨てた。 我が子——殺した竜の遺した仔であるネルと共に、…

　湿地のロリニアに国定保護指定の森がある。そこに棲む森小人は誰に害なす存在ではないのに、あるとき突然村を焼かれて根絶やしにされた。 　なぜ。なぜなんだ。意図不明な現実にエリクは無…

※本作は「ゆるプロット交換会」参加作品です。 主催蟬時雨あさぎさんのゆるプロットを元に執筆した作品となります。 「ゆるプロット交換会」について詳しくは以下リンクから。 https…

やふー！　こんにちはこんばんわ。 ぎざです。 このたび、 カクヨムなどでご活躍されている、 蝉時雨あさぎさんが企画した、 【ゆるプロット企画】に参加したのがこの小説です。 企…

今は神と呼ばれるその男は、かつて、魔王と呼ばれていた。 彼は魔王だった頃、ただ一人の友と呼べる男とある一つの約束をした。 「私が道を誤った時は、お前が私を殺せ」 その長い時の…

　日ノ本一の遊廓とは名ばかりで、この色街は人間の見世物小屋だ。 　来る客のほとんどは獣人や人外で、何が愉しいのか人間の女と夜を明かす。普通に抱く者もいれば、面白可笑しく観察し…

　世間を騒がせている怪盗集団『かたゆでたまご』は、いまどきにしては珍しく予告状を送り付けては警察と対峙し、なのにその尻尾すら掴むことができない謎多き集団だ。 　俺が警察官になって…

この裏社会には、最強と噂される殺し屋が二人いる。 誰にも気付かれる事なく標的を消す殺し屋、『鴉』。 標的がどこにいても追い詰め決して逃がさない殺し屋、『黒薔薇姫』。 そんな二人に…

「いきなりすみません、綿津見コウさんですか？」 ひらひらとした服に、カラーコンタクトみたいに鮮やかな緑色の眼、緑がかった髪の男が立っていた。洗濯物を背景に。 「申し遅れました。ど…

うちの下のチビが、夜眠る前にお話をして、とよく言うので 今までは適当なことしか言っていなかったのですが、 たまには真剣に考えてみようかと、そんな下書き置き場。 誰のためでもない、…

俺の気持ちも知らないままで、当たり前のように「このままおひとりさまの人生が続くなら、正樹と一緒に住むのもいいな」と拓海は言った。 ほんのりBL風味？ 他サイトにも重複掲載中