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胎内記憶の前の話

おはようございます。

今朝がた、息子が興味深い事を話しました。
今日の『おかあさんといっしょ』におさむお兄さんとゆうこお姉さんが出ていまして。それで、きぐるみ劇も、じゃじゃ丸・ピッコロ・ポロリだったんですね。

随分懐かしいのをしているなあと思いました。
それで、五歳の息子に「これ、お母さんがあんたくらいの頃にやってたやつやで」と話したんです。そうしたら、
「知ってる」
って息子が返して来まして。
その上、「おかーさんがちっちゃい時も知ってるで」
なんて言い始めまして。

それからは、「ちっちゃいおかーさんといっしょにテレビ見てた」とか、「おとーさんのちっちゃい時も知ってる」とか、「○○(娘の名前)のちっちゃい時も知ってる」とか。息子は知らないはずの、娘が昔に乗っていた三輪車の色やどこで乗ってたか(ジジババの家)まで言い当ててくれました。

ちなみに、『ぐーとすー。二人は仲良し』はご存知ないそうで。

そういえば、娘も小さい頃は見えないものが見えていた様子でした。誰もいないところに向かって「はい」と手紙を渡したりとか、誰もいないところに向けていきなり合掌でぺこぺこ拝みだしたかと思うと、箒を取りに行って掃除を始めたりとか。
それから彼女も、胎内記憶とその前について教えてくれました。
発語はまだ十分じゃなかったので、身ぶり手ぶりを交えてでしたが。私のお腹の中で壁を蹴ってたとか(つまり腹を蹴っていた)、私が結婚前にやっていた職業について語っていました。娘曰く、彼女は『上』から来たそうです。

かくゆう私も、若い頃から色々体験しています。文章に書いたり口に出したりしたら祟られそうな事から、感動的な事まで。なので、そういうスピリチュアルはある程度信じる方なのですが、息子まで前世チックな話をするとは、ちょっと驚きでした。
娘の方は成長と共にそっち方面の話はしなくなったし、行動もしなくなりましたが。
そもそも私、娘や息子にはそういう話をしません。今の年齢でそういう話を沢山したら、なんでもかんでもそっち方面に思考を繋いじゃうかもしれないという危惧もあり。もう少し大きくなったら、ぼちぼち話すつもりですが。だから娘も息子も、私が洗脳したわけじゃないですよ。

こういうのはいくらでも現実的な理由をつけられるし、解釈の仕方も様々あります。
でも、前世もあるし、あの世もあるし、幽霊もいるし、神様もいるし、竜だったりでっかい狼みたいな自然霊的存在もいるんだと思えば、楽しいですから。
それに何より、あの世があると思えば、死への恐怖も、死別の辛さも、多少なりとも和らぐので。
そういえば、私の祖父は霊を信じないのに霊を見る人でした。面白い。

というわけで、朝っぱらから息子の爆弾発言を聞かされたオカン、みかみでございました。

せっかくなんで、不思議系の小説をついでに宣伝させてもらっときます。↓
●あの日消えたあの祭り
https://kakuyomu.jp/works/16817330668457070042
一年前に山際のとある住宅街に引っ越してきた堤幸太郎、十七歳。
彼はある晩、初老の幽霊から祭りに誘われた。
その祭りは五十年前、山津波にのみこまれた小さな村で行われる予定だった。
毎年毎年、死者達は祭りを開く。
明るく、朗らかに。
一人の僧侶の成長を見守りながら。

●一滴中毒
https://kakuyomu.jp/works/16817330663879822057
暗い路地裏に並ぶ飴屋台。
そこに、青年は座っていた。彼は僕にこう言った。
「たった一粒しか売らないんです。それが決まりなんです」
一粒一粒、宝石よりも美しいそれらの飴には、様々な効能があった。
一度食べたら忘れられない、中毒を引き起こすほどの不思議が。
一人一日一粒ですよ。


苦しさも楽しさも、恐怖も感動もひっくるめて、この世を満喫できるようになったら素敵ですね。
それでは、よい一日を。

2件のコメント

  • ふむ。興味深いですね。
    私は、そういうのを信じているのですが、自分自身にはそういう能力はないみたいで、ちょっとうらやましいです〜
  • ふむふむ様

    興味深いですよね。
    これまで見える人には何人か会ったことがありますが、話を聞いてると皆さん大変そうだなって思いました(笑)
    私は事故的に幾つか経験したくらいなので、大変だと感じた事はありませんが。
    ある山に圧倒的な迫力を感じたり、森林の中に清さを感じたり、何となく行っちゃいけない場所だ、って感じたり。それくらいが丁度いいのかもしれませんね(^^)
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