小説を書き始めて初のクリスマスなのでサクッと短編を書きました。『居酒屋でサンタクロースの愚痴をきく』タイトル、そのまんまの物語です。
思えば普通っぽい物語をここで掲載していないんですよね。だから今回のは普通です。居酒屋に行った「俺」さんが、カウンターで飲んでるサンタとたまたま同席して、愚痴を聞いて、少し話し込んで、それで終わりのシンプルな話です。
せっかくのクリスマスですから、最後まで読むと、少しほっこりして優しい気持ちになれるように書きました。
愚痴だらけの世の中で、物くれる方のサンタの愚痴まで聞きたかないよという人もいるでしょう。サンタの愚痴ならかえって気になるし、まぁ読んでやろうという人もいるでしょう。居酒屋でサンタが何を食べるのか気になる人もいるでしょう。
袖振り合うも多生の縁。
小さな出会いの中に人生の機微が隠れていると私は思います。
もしご興味ありましたら読んでみてください。
さてさて、私はこれからですね。
家族のためにチキンの丸焼きを作ります。
息子の誕生日プレゼントも用意せねばなりません。
愚痴など言わず、喜んで、しばしのサンタ業に勤しもうと思います。