新藤康誠

再びこの美しく、醜く、儚く、それでいてどこか理想郷の匂いのする世界に倒錯した郷愁を抱けたことに、僕は感謝している。

　語り口の妙もあって、何となく心が暖かくなるような、童心にかえったような感覚に包まれました。

　１度きりしかない『青春』その儚さ、特有のなんとも言えない美しさがある。おぢさんは幾度となく、自分の手でかなぐり捨ててきたものなので、胸が痛いです。 　さぁ、全国のみんなも、朝の通…続きを読む

　誰にでもあることだと思うけれども、その時感じた淡い「恋心」にも似た何かは、きっとどこか心の中に小さな花を咲かせたのだと思う。そして、通勤電車で再び出会った時、その時の感情には僅か…続きを読む

騙されました。「カクヨム」始まって以来の奇作であり、名作の「オレオ」の単なるパロディで、三文字しか書いていないのかと思いきや、中身は正統派のショート・ショート、カクヨム内の時事ネタ…続きを読む

　黒水蓮って言うからギャザかと思って読んでみたらギャザ風味の淫夢じゃないですかぁ……（震え声）なんでこんな汚いもの書くんだ！（建前）正直好きです（本音） 確かにギャザやってると、淫…続きを読む

　実在する小説投稿サイトにも、SNSにも全く関係がありませんが、こういうのもありだな、という一つの可能性を持った非常に現実的な「現代の風刺画」的な作品でした。面白かったです。

　「Tーれっくす」この題名を見たとき、僕はなんだかよくわからん小説なのだろう（実に失礼な話だが）と思ってから読み始めた。 　しかし、僕はこの小説を読み始めてからすぐにある確信を得た…続きを読む

　伝奇的、都市伝説的な意味合いをもった児童文学の流れを汲む作品だと思って読み始めたのだが（私はそういった作品が堪らなく好きだから）良い意味で裏切られた。 誰の心の中にでも存在する、…続きを読む