Track1まで読み終えて、そのぶっ飛び具合にノックアウトされた気分です。
ロックとは何ぞや。
思うに、それは反発であり、生のエネルギーであり、けして屈さない好戦の姿勢である。
冒頭部から一生もののトラウマになりかねない傷を受けたにも関わらず、まったくヘコまない主人公。
ヘコむどころか、盛り上がってさえいる!(どこが、とは言わない)
まさしく彼はヒーローであり、鬱屈とした状況に負けない強さがある。
少年誌の王道をゆく、勝利と友情を象徴するかのような、痛快かつ下品な青春小説。
是非とも読んで、中指を立てる事を知るべし!