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柊圭介
@labelleforet
2020年6月20日
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2024年8月22日 05:08
南仏の村
エッセイを更新しました。休暇をもらって二週間ほど南仏へ行って来たので、そのことを少し書こうと思います。
今回は内容に合わせて写真も載せますので、ご参考にしていただければ幸いです。
こちらの写真は訪れた村のひとつ。滞在先ではありませんが、南仏の村はだいたいこんな感じの道が入り組んでいます。迷路のようで、日差しさえきつくなければ永遠に歩き続けたくなります。
柊圭介
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14件のコメント
上月くるを
2024年8月22日 05:18
この通りによく似た風景の小さな絵(知人からお土産にいただいた縦横五センチほどの)、冷蔵庫に貼ってあります。
aoiaoi
2024年8月22日 07:58
ゴッホが描いた風景の色そのままで、驚愕です……あの時代の表情が少しも変わらずに残っているなんて!✨
呪文堂
2024年8月22日 09:22
今朝、パートナーとの何気ない会話から『どんな町が好き?』という話になって、『細い道がぐにぐにしてる町!』と即答した呪文堂ですが、ここだここっ!
色鮮やかにして風青く…永遠に歩いてみたくなりますね!
この美のこ
2024年8月22日 12:00
柊圭介さん、こんにちは😊
うわぁ、南仏の村、ホントに入り組んだ小道に青空が晴れて、穏やかな気候の時ならどこまでも歩いていきたい場所ですね。
素敵です。
柊圭介
2024年8月22日 15:25
上月さん、
昔の写真みたいな小さな絵ですね。南仏の風景は絵になるの分かります。画家に愛されるはずですよね。
橋本圭以
2024年8月22日 15:28
こういう路地大好きです。古ぼけた色合いが素敵。
柊圭介
2024年8月22日 15:32
aoiさん、
ゴッホの色と同じ、に僕もびっくりです。100年以上経ってもずっと表情を変えないって、すごいですね。こういう道がたくさんあって普通に人が住んでるところがいいです。✨
柊圭介
2024年8月22日 15:35
呪文堂さん、
あ、路地マニアのお仲間が見つかって嬉しいです。自分はどこへ行っても細い道にアドレナリンが出てしまうので。ときどきシーツとか洗濯物が干してあるとさらにいいです。
朝とか夕暮れ時に歩いてみたかったですね。きっと風情があったろうなと。
柊圭介
2024年8月22日 15:42
この美のこさん、
青空も南仏らしいですね。だいたい毎日35℃超えていたので、長時間の散策はきつかったです(^^; 穏やかな気候ならずっと歩いていたいですね。
柊圭介
2024年8月22日 15:48
橋本さん、
橋本さんも路地マニアですね。南仏だとイタリアとかスペイン寄りの風景になっていきますよね。かなり好み。そう、このはっきりしない色合いが雰囲気出してますね。
遊井そわ香
2024年10月6日 23:56
そこに住む人たちの感覚って、貴重ですよね。
東日本大震災から13年。どのような感じだったのか柊さん知りたいかな?と思って、素直な気持ちで文字にしたら、えげつない(^◇^;)
エッセイに書けないです。他の人の目に触れない方がいいように思うので、過去の近況ノートに。
原発があったのは、大熊町という小さな町です。貧しい町だったのが、東電が来たことで雇用が生まれて、町が潤ったんですよね。
私が小学生のときは学校にクーラーがなくて暑さに我慢するしかなかったのですが、「大熊町の学校は窓が開けられないから、東電がクーラーをつけてくれたらしいよ」なんて噂を聞いて、いいなって思いました。
またダンナが東電で働いているというのは自慢になるらしく、ママ友との間でカースト的なものが生まれるとか。
何が言いたいのかというと、大熊町は東電から恩恵を受けていたので、自分達は被害者であるという不満が出にくい。
問題は、その周辺の町。大熊町にあったのは東京電力なので、電力は関東に行っていたわけです。だから自分達がその電気を使っていたわけではないのに、事故によって住む家を失った。そういう怒りが強くて、裁判を起こしてさらに賠償金を求めたりする。そうすると今度は、避難区域の近くの人たちが「自分たちのところは避難命令が出なかったけれど、隣なんだよ? それなのにお金がもらえないのはおかしくない?」と始まる。さらには避難区域から離れているのに風の流れで放射能の数値が高い場所が出て、その住民にお金が出る。すると近くの住民が「うちらだって放射能の数値が低いわけじゃないのに、おかしくない?」って始まる。
お金が絡むと大変です。同情の目がずるいに変わって、自分もお金欲しいになる。
で結局、去年だったかな?これが最後ということで、範囲を広げて賠償金が出ました。
お金をもらって終わりというわけではないけれど、区切りをつける意味ではよかったと思います。精神的苦痛を受けたと訴える人を出し続けるのはよくないと思うので。
人間の醜さを見たって感じです。故郷に戻れない人たちに同情しつつも、たくさんお金をもらえていいよねって思ってしまう人の心理。
自然にはお金を請求できないけれど、東電にはお金を請求できる。
これも津波の震災と原子力災害の違いだと思っています。
伝承館には、外国人の団体も来ていました。英語での放送もされています。
脱原発。課題が多いですよね。
戦争している場合でも、SNSに悪口書いている暇もないんじゃない?みんなで未来のことをもっと真面目に考えようよ、なんて思います。
柊圭介
2024年10月7日 03:15
遊井さん、
こちらも読ませてもらって、なるほどなあとため息が出ました。原発の事故に至るまでの色んな経緯とか、ものの見方とか、お金に絡んでのお互いへの感情とか。
外から見るとこういう地域ごとの機敏って知らないから、福島とひとくくりにしがちです。それぞれの地域にそれぞれの事情があって、特にお金が関わると、よそとの比較とか嫉妬に繋がっていくのは当然起こり得ることで。
これも外から見るとですが、大熊町も周囲の町もみんな原発災害の被害者なのに、補償してもらえる人に「ずるい」という感情が芽生えるのがさみしいですね。むしろここは団結して政府と東電に矛先を向ければ、と思いたいですが、それは難しいのでしょうね。自分がそこにいたらどう考えるだろう。やっぱり狡いと思ってしまうのか。。
ちょっと逸れるかも知れないけど、世の中全体が、長期的にものごとを見るってことができなくなってきてますよね。今だけ金だけ自分だけって言ってた人がいたけど、そういう感じ。フランスも。ほんとに、目の前のことばかりじゃなくてもっと先のことに目が行くようにしたいです。
遊井そわ香
2024年10月7日 08:39
こんにちは。
最初は団結していたように思います。でも「ずるい」という感情が出てしまったその下には、放射能に対する不安や苦しさがあったと思います。避難区域外、たとえば福島市や郡山市に住んでいる人でも自主的に避難した人はかなりいます。自主的に避難した人たちに対する補償はあまりされなかったので。団結して運動する団体もありましたが、やはり個人個人で温度差はありますよね。心をひとつに、ってすごく難しいです。
柊さんからコメントをもらったことで、改めて私もいろいろと考えました。
一番の問題は、廃炉作業が進んでいないことかと。地元の新聞には出てくるのですが、トラブルが多くて難航しています。計画通りに進んでいないんじゃないかな。
原発事故は終わっていない。安全とはいえない。これが大きいと思います。
柊さんが体のたとえを書いてくれましたが、怪我を治しても(復興)、血が巡っていない(人々が帰らない)というのは、不安があるからでしょうね。
大熊町に画期的な小学校ができて、ママ友と「こういう学校素敵だね!」という話をしました。でも私もママ友も「でも大熊町に住むのは……自分はいいけれど、子供はねぇ……」となりました。
放射能の危険性を知りながらも、そこに住む意味。
体温の感じられる体になるには、廃炉になってからでしょうね。そうすると、何年先になるの!?って感じです。だいぶ遠いです。
あと、脱原発の流れからきているのでしょうが、大規模なソーラー発電。景観を壊すし、土石流の問題も起こっています。山の木を切ってソーラーを設置して、と大規模なことをした後で、市民から撤去要請が起こったりして。めちゃくちゃですね。
長期的に物事を考えるには、ある側面だけでダメで、いろんな側面から考える必要がありますね。
フランスを含めた欧米のエネルギー。日本は見習うべきって言う人もいますが、欧米も問題を抱えているのでしょうね。
ダラダラと書いてしまってすみません。思いがけず真面目な話になってしまいました。
柊圭介
2024年10月7日 20:50
自分も団結って簡単に言ってしまいましたが、個人によって温度差があるのは当然ですね。場所によっても処遇が違うのも分かりますが、放射能という目に見えないものへの不安は境界線で切られるようなものではないでしょうし。
廃炉が進んでいないというのもはじめて知りました。ごめんなさい、とっくに廃炉になったものと思っていました。こういう話、いつの間にか誰もしなくなって地元の人しか知らないんですよね。
前のお話でもありましたけど、人間が扱いきれないものを扱うのはやはり驕りなのかも知れません。
少なくともこれだけ地震の多い日本に原発は危険すぎるだろうと個人的には思っています。
だからといってソーラー発電のあのパネルは……前に写真を見てゾッとしました。自然を壊して災害を招く発電なんて本末転倒だと思っている人多いんじゃないでしょうか。
ヨーロッパはロシアの天然ガスに頼れなくなって色々模索してると思います。原発も福島の事故以来減らす方向だったり、お互い他の国を参考にしあっているのでしょうね。でも結局はその国にあったやり方をするしかないですよね。
というか、やっぱり勿体ないな。こんな貴重な話はどこかに書いて欲しいです。まあ、無理は申しませんが。
とにかく色々教えて下さってありがとうございます。
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ローズマリーと白カタツムリ
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