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辻仁成さんの絵とブログ。ある書き手さんへのお礼

少し前ですが、辻仁成さんの個展を見に行ってきました。マレ地区の小さなギャラリーですが、さすがひっきりなしに来場者が出入りしてました。ジャンルでいうと抽象画になるので、絵の分からない自分にはうまく感想が言えないのですが、白黒赤と金色が多用されていて、建物と空と海の景色と心象風景が混ざったような、生死を描くような重ための印象が強かったです。
絵のほかに画集もあって、少しめくってみたら、パリの屋根を描いた作品がいくつもありました。トタンの屋根に素焼きの煙突がたくさん並んでいる曇り空は、パリのポートレートのよう。もしまた個展があったらこの絵も実際に見てみたいです。
それにしてもミュージシャンで作家で絵まで描けるってどれだけ才能豊かなのか。

僕はこの方の小説は読んだことがないですが、ときどきブログを覗きます。パリに住んでおられるので色々と分かる部分も多く、楽しく読んでいます。犬と料理のお話がほとんどで、特に料理の写真はよだれが出そう。うらやましい。そういえばこの方は料理の腕も抜群だった。
でもごくたまに人生とか、ものの考え方についてちょっと真面目に書かれていることもあって、それはけっこう痛かったり、苦しかったりして、自分に置き換えても色んなことを考えさせられます。

うまく言えませんが、世の中で得をするタイプの人間とそうじゃないタイプがあって、自分が後者の場合、どうやって生きていけるのかな、というのを、この作家さんは身をもって読者に見せてくれているというか。色んなしんどいことにさらされてきた人の弱さと脆さと、どこか白けたような諦めと、自分を守るすべを身につけた強さと、色んな欠片が垣間見えるというか。
でも基本ほとんどの日記は軽い口調で楽しく書いてあるので読みやすいです。
小説も読んでみたいですが、あまり分からないので、もし初心者にお勧めの作品があれば教えてください。

とても美しい文章を書く方がお休みされているうちにいつの間にかいなくなっていたことに今日気づきました。自分にはとても真似できない綿密で端正な描写をされる作家さんでした。こういうのっていつも気づくとあとの祭りだったりする。
この方が『伴奏者』へレビューを書いてくれたときの感激は忘れられない。
「光を手繰り寄せる音」と題してくれたこと、「誰も生まれを選ぶことはできない」という出だしから始まる真摯で熱のこもった文章が本当に嬉しかった。
優れた書き手さんがいなくなってしまうのは本当にさみしい。また戻ってきてほしい。繊細なガラス細工のような物語と、切れ味の鋭いエッセイをもう一度読みたい。もらったレビューはこれからも大事にとっておきます。

43件のコメント

  • 辻仁成さんは、子どもたちが元夫人のファンだったので少し存じ上げています。たしかワンオペで息子さんを育てていらっしゃるのでは? 柊圭介さんもそうですが、海外で立派にご活躍されていて、わたしたち日本人の誇りです。
    愛読していた作家さんがいつの間にか……とてもさびしいですよね。ご事情があるのだとは思いますが、できれば退会はなさらず、いつでも帰って来れるようにしておいていただきたいです。
  • 『冷静と情熱の間』本棚にあるのですが、まだ読めてません。その頃付き合っていたひとが別れる少し前に、いつか読んでみてと手渡してくれた本でして。なんだか、まだ手に取ることができずにいるのです。
    僕は、もしかしたら前者なのかなと、たまに苦しくなることがあります。その荷を取って担ぐことはできても、一緒に留まり泣くことができない。。
    柊さんや辻さんのような方こそが、今の世には必要なんだと心底思うのです。
  •  辻仁成さん、いいですよね。柊さんに通じるものがあります。一通り読んだのですが、デビュー作の「ピアニシモ」が印象的でした。その、とがってるんだけど完成されてなくてあがいてる感がわたしは好きです。

     自分で持っているのは「冷静と情熱の間」ですが、「ピアニシモ」のような衝撃はなかったかもです。ただ、江國香織さんとの掛け合いというか、すごくいいです。普段、江國さんのお一人で書いてる作品はあまり好きじゃないですけど、辻仁成さんと組み合わさることで輝きが増す感じです。

     すみません、好きな作家さんなんでつい、熱くなりました。(笑)
  • 辻仁成さんの小説は「ピアニシモ」と、エッセイ「そこに僕はいた」を読んだことがあります。どちらも十代の頃に読んだのですが、十代の沸々としたやるせなさと繊細な感受性に見事にシンクロして、
    「心に響く文章を書ける辻仁成さん。繊細な感性を持った素敵な人なんだろうな」と憧れました。
    その後。女優の南果穂さんが「ピアニシモ」を読んで感動して、辻さんとの対談を希望してそこから結婚して、でも辻さんはニューヨークに旅立って、「僕は妻と子供を置いて外国に行く自分勝手な男なのだ」というようなエッセイを書いていました。
    自分に嘘をついた生き方ができない人なんだろうと思います。
    辻さんは、なんでもないようなことや普通の人を、魅力的に見せる魔法がうまいように思います。センスがいいんでしょうね。

    人それぞれカクヨムをやめる理由があるのでしょうが、寂しいですね。
    そんな中で、私も柊さんもよくやめずにやっていますよね。偉すぎる!


  • 上月さん、
    そういえば以前は息子さんのお話をたくさん書かれていたのを思い出しました。外国でひとりで子育てするって、すごくタフだと思います。僕は何の活躍もしてませんけど、同じ街にこういう方がいると思うと背筋が伸びますね。

    ネットは退会したら跡形もなくなるのが一番さみしいです。ご本人の意向があるので何も言えないですが。どこかで元気で書いておられたらいいなと思っています。
  • 呪文堂さん、
    『冷静と情熱の間』名前だけはどこかで見ました。本には一緒に思い出もついてくること、ありますね。ページを開かれないまま本棚で眠るという生き方もあるのかな。。
    世の中が後者ばかりになってはいけないとも思うんですよね。僕は呪文堂さんからコメントとかレビューをいただくと、ビタミンDを補給したような気分になります。明るさと思慮深さが同居している前者も世の中に必要だと思います。
  • 月森さん、
    辻さんはブログしか文章を読んだことないので、詳しいファンの方にお勧めしてもらえてありがたいです。「ピアニシモ」ですね。まずはこちらから読んでみます。
    「冷静と情熱の間」は、男性版と女性版の二冊でひとつって感じなのでしょうか。二人の作家の掛け合いって面白いですね。どんな風に書き進められたんでしょう。読むなら両方読まなければいけないですね。
    教えて下さってありがとうございます^^
  • 遊井さん、
    遊井さんも「ピアニシモ」お勧めですね。じゃあこちらから読むことに決めました。十代じゃないけど大丈夫かしらん?笑(心は17歳)
    エッセイも覚えておきます。
    >自分に嘘をついた生き方ができない人
    日記を読むとそれを直接的に感じますが、きっと色んな作品の中にその要素が入っているんでしょうね。遊井さんの紹介文とても興味をそそられます。ありがとうございます。

    実はなんとなく、辞められるような気もしていたのです。。だからといって止められるわけじゃないし。僕はほかのサイトを見ないのでここだけです。遊井さん、他所で漫画化されてもカクヨムにいてくれるの嬉しい。偉い!
  • 「冷静と情熱の間」は片方だけでもいいですけど、二冊読むと、最初は平行線だった物語が最後のほうで絡まりあって一つになる感覚が最高なんですよ。それを、二人で仕上げてるっているのがさらにいいんです。一つの恋愛の、女性目線と男性目線。一冊ずつだと冷静なのが、二冊読んだところで熱くなる感じです。別々に読むもよし、一話ずつ交互に読み進めるのもよし。いろんな読み方ができます。
  • へええ、面白い仕組みですね。これはやっぱり両方を読まないとその醍醐味は味わえないですよね。冷静、と情熱、の意味もそういうことなのか、って分かりました。さっきの、江國香織さんの文章が輝きを増すって書かれていたところも二人で仕上げている相互作用みたいなことですね。うーん面白そう。じゃあ「ピアニシモ」を読んでから、この二冊に行きます。色々教えて下さってありがとうございます!
  • ごめんなさい、熱く語りすぎて、ネタバレになりそうだったので消しました。(笑)。読み終わってから語り合いましょう!
  • 辻仁成さんの小説は以前、10冊ほど読み込んだ時期がありました。こちらで話題になっているデビュー作の『ピアニシモ』は読んでないですが、『冷静と情熱のあいだ Blu』が私にとっては辻仁成さんの小説と出会った初めのきっかけでした。当時、映画化もされて話題になっていましたし、江國香織さんのこともこの時、初めて知って、『冷静と情熱のあいだ Rosso』も読みましたし、映画も見ました。懐かしいですね。他には芥川賞を受賞した『海峡の光』、映画化された『サヨナライツカ』、TVドラマ化された『愛をください』、『嫉妬の香り』、他に『グラスウールの城』、『千年旅人』、『太陽待ち』、『ワイルドフラワー』、『ニュートンの林檎』など、夢中になって読んだ時期がありました。そのうち、他の作家さんも紹介されたり、カクヨムにも関わるようになって、最近は読んでないですが、繊細で情熱的で美しい文体が印象的です!

    柊さんなら、きっとさらっと読めると思います♪

    カクヨムのお仲間がいなくなってしまったのは寂しいですが、私の周りも作品を全て非公開にしてアカウントだけ残してカクヨムの活動を停止した方やそこまではしなくても活動を停止されている方など数人いますが、他のWebサイトでご活躍だったり、お仕事等の影響があったりなど、理由はさまざまですね。私も年齢的な影響はけっこうキツイので(あ、だけど、話題の辻仁成さんや江國香織さんよりは若いですよ・笑)、更新もかなりマイペースでなんとか続けてます。

    その方もどこかでご活躍だといいですね。
  • 月森さん、
    通知メールで前のメッセージも読んじゃったけど(笑)ネタバレなってないから大丈夫ですよ!
    読み終わったあかつきには感想を言いに行きますのでよろしくお願いします(その前に本を入手します!)
  • 中澤さん、
    わ、すごい、たくさん挙げて下さってありがとうございます!こんなに読まれたってことはよほどお好みに合ったということでしょうね。色んな作品が映画とかドラマになってることも知りませんでした。
    中澤さんもそうおっしゃるなら『冷静と情熱のあいだ』は二冊目に決定ですね。Blu とRossoというからにはイタリアが関係あるのかしらん?と勝手に想像していますが、予備知識を入れずに読んでみようと思います。あと『海峡の光』もきっと読んだ方がいいですよね。

    退会はあくまでもご本人の決めることなので何とも言えませんが、やはり名残惜しいです。どこかで健康で書き続けておられたらいいですが。
    活動を停止されている方も多いですね。ネットは時間の流れも速いですけど、あまり気にしないで自分もマイペースで続けられたらと思っています。
  • 柊さん、すみません。
    今日の私は最悪なほどにイライラしていまして。なにがあったというわけではなく、他の人のイライラをもらってしまったという感じです。
    こちらこそ本当にすみません。気持ちが落ち着いてから返信するべきでしたね。
    いろんな意見があっていいと思うし、読み方・感じ方は人それぞれ。なので謝らないでください。むしろ、私がお許し願いたい😭
    今日は疲れました。寝ます。夢の中に遊びにきて、シュークリームを作ってくださーい。柊さんの手作りシュークリーム食べたい。では🌙
  • 遊井さん、
    ああ、そんな。かえって気を遣わせてすみません。わざわざ来て下さって、ありがとうございます。
    そういうこと、ありますよね。僕ももらいがちだから分かります。
    なかなか割り切れないですよね。
    コメントはお話を尊重しながら考えて書いてるつもりなんだけど、言葉が足りない時もよくあるみたいで……応援コメントが逆効果になってはいけませんし。もし失礼があったら言って下さいね。
    明日からまた穏やかに過ごされますように🌙
  • 柊圭介さん。
    書き込み失礼いたします。
    「さよなら美少女 ガラスの道化師湖に散る」のステキなレビューを柊さんが書いてくださったおかげで、そのレビューを見てきたという方が2人おられました。
    本当にありがとうございました。

    今、「狂気と風のレクイエム」という2万字程度の作品を書いていて、ほとんど書き終わったところで、清書に入りました。
    この作品、少し芸術性を意識して書いたもので、自己満足の、ちょっと分かりにくい、面白くないかもという作品になってしまいました。
    11月ごろ発表する予定ですが、面白くなかったら、絶対無理して読まないでくださいね。読み終わって面白くなかったら,柊さんに大変失礼なことになってしまうので。
    いつもこんな自信のないことで申し訳ありません。よろしくお願いします。
  • レネさん、
    そうですか、それはよかったです!
    いつも感想文みたいなレビューしか書けませんが、興味を持ってもらえるって嬉しいですね。

    新作の告知も拝見しました。
    芸術性というと少しヨーロッパ映画的なのかなと想像していますが、あまり先読みしない方がいいですね。物語の内容にかかわらず、レネさんの文章のファンとしては純粋に公開を楽しみにしています。
  • 柊さん。
    近況、見ました。さっそく「ピアニシモ」読まれたとのこと……あの小説、驚きですよね。実は、読んだのがもう何十年も前で、ストーリー自体は覚えてないんですよ。でも、あの衝撃はいまだに忘れられない。ストーリーがどうとかこうとかじゃなくて、内に秘めてるものの激しさとか、もどかしさとか、乱暴なもの。若さ、というだけでは片づけられない何か。あれを読んで、「あー、わたし、純文学は無理だ」って思って、ライトな方に舵を切ったんです。
    「冷静と情熱の間」は、意図的に引き立て役に回ってるんじゃないかな、って思わせるほどですよ。私は普段、小説って一回しか読まないんですけど、辻仁成さんは、二回以上読みます。でも「ピアニシモ」は今は読めないかも。あの凶暴性というか、あそこに秘めた何かが怖い。もしかしてその「怖い」は、自分の才能のなさを見せつけられる怖さかもしれないです。
  • 月森さん、
    物語の展開もすごくて、ナイーブな読者は途中まで女の子に騙されてたんですけど(笑)それプラスあの文章なので本当にずっしりと来ました。あの凶暴性とか秘められたものをあんな風に表現するのかと。
    僕のように書き始めて日が短い者には自分と照らし合わせるには遠すぎるのですが、純文学のエキスを飲ませてもらったような気分です。
    物語を知ったうえでもう一度読み返してみます。
  • え、書き始めて日が浅いんですか? それであのクオリティ……すごいな、柊さん……
  • カクヨムに投稿してる分しか書いたことないので、、10年20年書いている方の経験値からくるものには及ばないと思ってますよ。でも月森さんにそう言ってもらえて嬉しい。元気出ます^^
  • 柊圭介様

    誠に恐れながら、コメントを差し上げることご寛恕ください。
    数ケ月前に退会後、偶然数日前にこちらの記事を拝読しました。僭越ながら、『伴奏者』のレビューの仔細で当方のことかと拝察しました。その節は、挨拶も申し上げず、またご厚意を無碍にして申し訳ございません。人違いでしたらどうぞ削除いただければと思います。

    こちらこそ、拙い感想を記憶に留めていただけて幸甚です。
    手元には、草稿など残しておりませんが、作者である柊さんの胸に留めていただいたことを噛み締めています。御作の魅力を、僅かでもお伝え出来ていたようで、読者として安堵しながら拝読しました。
    お目に留めてくださりありがとうございました。

    また、過分なお言葉を賜り恐れ入ります。
    筆を折る気でおりましたが、柊さんの記事を拝見して戻る決意を固めました。お言葉が励みとなりました。誠にありがとうございました。ご厚意に心より感謝を申し上げるとともに、ご健勝とご健筆を願っております。ご返信には及びませんのでご寛恕ください。
  • 蘆さん、
    お久しぶりです。お元気ですか?
    冷静を装っていますが、お名前を見て「わー!」ってなりました。すごく嬉しいです。しかもこのノートをご覧になってくれたなんて。
    ウェブの世界って、置き手紙をしても結局全部消えてしまうから、そこがなんともやるせないのです。
    というか、5月のことだったんですね。ユーザーのフォローをしないからといって気づくのが遅すぎで。。本当に自分は気の回らない人間だと思い知らされます。
    僕が言うのも偉そうですが、筆を折るなんてもったいないです。本当に。書く方それぞれの考え方はありますけど、どうか蘆さんの書きたいことを自由なリズムで掲載してください。
    またゆっくり伺います。
    今日は嬉しい日になりました。おかえりなさい。
  • 柊圭介様

    ご丁寧なご返信をありがとうございます。
    こちらばかりご恩を頂いているようで恐縮するばかりです。実は、ここ二ヶ月ほどは、体調を崩して自宅療養のような状況でした。別の記事を拝見しましたが、柊さんも入院されていたとのこと驚きました。どうぞご無理のないよう、冬にかけて冷え込む時期ですが、お身体をお労りくださいね。

    退会は、衝動的な行為でもあり、読者の方にも挨拶を申し上げておりませんでした。どうかお気になさらないでいただければと思います。柊さんは多くの方とお話しされていて、いつもご丁寧になお返事をしたためられている印象です。こちらこそお目に留めていただきありがたい限りです。

    温かなお気遣い痛み入ります。無理のない範囲で、様子を見ながら活動を続けていきたいと思います。厚かましいですが、お気の向いた時に拙作も覗いていただけたら幸いです。この度は、ご返信くださりありがとうございました。こちらはご返信には及びませんのでどうぞお気遣いなさらないでください。
  • 横から失礼いたしますm(_ _)m

    柊さんのおかげで盧さんが戻られて、とても嬉しいです✨ 私、退会されてから何度も検索かけて探してしまった程、盧さんの文章が好きでした。流通している書籍にはないような独自の比喩や感性…素敵ですよね。退会されてとてもショックでした。
    柊さん、ありがとうございます♡
  • 葵さん、
    いえ、とんでもない。またここに掲載して下さって嬉しいですね。何度も検索して探されたと聞いて、やはり魅力的な文章を書く方には熱心なファンがつくものだなと思いました。
    また楽しみができました。
    こちらこそ、書き込みありがとうございます。
  • こんにちは!
    えぇーーーーーっ!!
    近況ノートの柊さんの書き込みを読んで、驚いてしまいました。
    もちろん今のままでも十分に素敵ですし、過去に柊さんが書いてくれたレビューはどれも大切なものではあるのですが。
    オプションが豪華すぎて、もうこれは、遊井王国の家宝にしなければならないと鼻息を荒くしておりますよ!!
    ど、どど、どうどう、どうしようかしら?
    どれもいいのだけれど、圭子様は馴染みがあるので、ここは……ゴクリ。
    前半を悟空で、後半をタラちゃんというのは可能なのでしょうか!?
    どっちか一つだなんて、私には選べない!!欲張りに二つ所望します!!!
    無理だというのなら、私には選べないので、お任せコースでお願いします。
    朝起きたらどうなっているのかしら?ドキドキ💓
  • よろよろ……バタンっ!_:(´ཀ`」 ∠):
    わ、わわ、わらわが家族とお出かけに行っている間に、家宝が消えたのじゃ。忍者が忍び込んだのかもしれぬ。遊井王国に忍び込んだ忍者が、家宝を削除したのじゃ!
    あれは、悟空とタラちゃんという二大スターによる夢のコラボだったのにっ!!
    なぜか幼馴染みが食べ物ポジションになって、悟空からうまいのか聞かれるという謎の流れの中で、タラちゃんが、わかめおねえちゃんとゆらりおねえちゃんは似ているというこれもまたどこが似ているのかわからない謎の流れが加速した中での、タラちゃんの食いしん坊発言。さらには来週もお楽しみにでーす!と、あれ?完結したのに来週もあるの?という混沌が深まったところでの、悟空の、ぜってぇ読んでくれよな!わくわくすっぞ!と最後は上手に締めましたエライエライ。さすがですぅと、花丸をつけたくなるレビューだったのに!!
    ……消えた。。。

    まぁ、私のメールの中にはありますけどね。
    忍者が消したくなった気持ちもわかります。
    私もパッションあふれるコメントをした数時間後に、「頭のネジ、50本ぐらい緩んでいたかも?」と、コメントをそっと削除して証拠隠滅をはかりたくなったことが過去に150回ほどありましたからね。
    そういうわけで、二大スターによるレビューは私のメールボックスの中に永久保存版として大切にとっておきます!!
    ありがとうございました❤️
    結果的に、私と柊さんの秘密になりましたね!笑
    おもしろいものをありがとうございました😊
  • 辻さんのエッセイお借りして読んだことがあります。コミカルでユーモラスで気負わず読めて良かったです。フランスでの生活は日々刺激がありそうですね^^

    交流あった書き手さんがいつの間にかいなくなる・・・淋しく感じますね。私もしばらく書く余裕がなく、書くことに関して不登校状態だなぁ、なんて思います。今日はカクヨム学園の様子をうかがいちょっとほっとしています笑 書いていないと消化できていないものが多々あるのですが・・・自分の状態、整えていきたいですね。今月は整え月間にしたいと思います^^
  • 神原さん、
    こないだ小説をひとつ読みましたが、かなり重たいものでした。同時にコミカルなエッセイもあるんですね。そちらも面白そうです。ブログでフランスの日記を読んでいると、分かる部分も結構あります。

    書き手さんがいなくなるのは淋しいけど、戻られたときはそのぶんとても嬉しいものです。不登校……たぶん常態化したらまた動き出すのが難しいのと似ているかも。。僕もたくさんは書かないですけど、消化できないものがあるって分かる気がする。せめて他の方の作品を読むことで刺激を受けられるのが有り難いなと思っています^^
  • 若い頃、江國香織が好きな数年があり、彼女の本はたくさん買い集めました。『冷静と情熱の間』をきっかけに、辻仁成も幾つか読みました。『海峡の光』とか。辻さん本人がいじめられていたとの事で、この芥川賞作品もその題材を扱っていましたね。
    ↑のやりとりを読んで、『ピアニシモ』を読んでみようかなと思いましたが、重いのですね。ここ数年、秋から冬にかけて自律神経が上手くいかず、沈みやすくなるので体調がいい日に読んでみます(*´-`)

    柊さん、島本理生の本って読んだことある?私はなかったのですが、私のカク友さん(西奈りゆさん)が紹介されていて。柊さんが上に書かれた想いとかモーパッサンがお好きな理由と、西奈さんが島本作品が好きな理由が似ているなと思ったんです。西奈さんの文章も、感性と言葉選びが鋭くて素敵なのでお時間あったらぜひ♪『にしなが読んだ本』の一つ目です。

    ※作品名にも誤字があったので、修正しましたm(_ _)m
  • 葵さん、
    ちょうど昨日『冷静と情熱のあいだ』赤と青を読み終えたところです。交互に読んでました。没入しました。江國香織は女性が好きそうな感じがします。うまく言えませんが「女」を煮詰めたエッセンス液のようなものを感じます。
    それで今度は『海峡の光』を読み始めました。
    『ピアニシモ』は本当によかったです。重いとひとくちに言うと安直すぎるかな。文章は重たくないのですが、込められているものがすごいというか。葵さんはきっと好きだと思います。カタルシスになるかも。話が多少暴力的なのでそれが大丈夫な時に読んでみてください。

    僕は現代の作家をあまり読んだことがないのでその作家も知りませんでした。そういう風に仰ると気になりますね。さっき西奈さんのエッセイをチラッと覗きました。覗いただけなのであとからちゃんと読んでみます。
    色々教えて下さってありがとうございます!
  • 柊さん、近況にコメント、ありがとうございました。うまいなー!(笑)「低血圧な女性」! 言いたいことはよくわかります。

     わたしも柊さんと同じで、「赤」を途中で投げ出して「青」に行きました。「青」を読んで安心して「赤」に戻って、全部読んでから「青」に戻って、二回目は交互に読んで、とやりました。扱ってるモチーフは使い古された感があるし、結末も予想はつくんですけど、それを読ませる力はすごいな、と。

     上の方でいろんな作家さんの話が出てきて面白いですね。いろいろ言いたいけど止まらなくなりそうなので、心の中でとどめておきます(笑)
  • 柊さん、書き込みありがとうございます。
    そんなクイズがあったんですか。
    それにしてもAI画像もここまできたかって感じですよね。上の写真、実は違法にコピーした💦AI画像ですが、言われなきゃAIと私は分かりません。

    で、柊さん、小説の新作の方は進んでます?
    柊さんの小説にはいつも感動させられっぱなしなので、今度もカクコンの短編賞でも狙ってくださいね。
  • レネさん、
    たしかYouTubeで見ました。レネさんも挑戦してみてください。外れると自分はそんなに見る目がないのかと地味に堪えます。
    カクヨムコンは出すかどうか考え中です。
    というかその前に何か書かないといけないんですが、亀の速さなので。。。
    嬉しいお言葉、恐れ入ります。書きたいことをいつも汲み取ってくださって、本当に感謝しています。
  • 柊さん
    Spineに素晴らしいレビューありがとうございました!
    いや…柊さんのレビューが素敵すぎて、子供に振袖着させてるみたいな、なんだか勿体ないような気持ちです。着させてもらった素敵な服に中身が付いていけばいいんだけど…(;´Д`A せめて着ていても可笑しくはない大人になれるように、続きしっかり書いていきます。
    本当にありがとうございました(o*。_。)o 
  • リクさん、
    前から書きたいと思っていて、最新話を読んだときに今のうちにと思って。
    振袖ですか(笑)自分が受け取った印象を書いただけなので、大袈裟なものではないと思うんですけど。リクさんが居心地悪くならないといいな。
    それぞれの心情、とても面白いと思っています。毎回じっくり楽しんでいますので、これからもリクさんの思うままに書き進めてくださいね。
  • 柊圭介様

     遅くなってしまいましたが💦
     ただ今『モグラの穴』のレビューを投稿させていただきました。あまりに素晴らしい作品で、私の筆力では上手く書くことができずごめんなさい。でも、どうしても書きたくて、拙いラブレターを書かせていただきました。
     もし、修正の必要なところがあれば仰ってください。
     素敵な作品をありがとうございました。
  • 涼月さん、
    遅くなったなんてとんでもない、とても嬉しい驚きでした! 旧作は読まれなくなるので感激もひとしおです。
    涼月さんの視点がとてもフェアというか、「主人公が可哀想」で終わらなくて、加害者や傍観者側に自分が立つ可能性も提示してあって、さすが視野の広い方だなと感じました。
    こんなに素晴らしいレビューをいただいたら作品も作者も幸せです。
    本当に、ありがとうございましたm(__)m
  • 柊圭介様
     
     近況にまでお越しくださいましてありがとうございます。喜んでいただけたようで良かったです(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)

     本当に素晴らしい作品でしたのでレビューを書きたかったのですが、なかなか上手く言葉にできずまとめきれず、時間がかかってしまいました💦

    >涼月さんの視点がとてもフェアというか、「主人公が可哀想」で終わらなくて、加害者や傍観者側に自分が立つ可能性も提示してあって、さすが視野の広い方だなと
     
     ありがたいお言葉です。
     でも、こんな風に思えたのも、全て柊さんの筆力のおかげです。紘一君が自我を全否定されて一旦魂がバラバラになってしまう過程がリアルで。周りの大人の言動や、上手く助けを求められない紘一君自身の気持ち等が、丁寧に描かれていて、はっとさせられることばかりでした。そうだよね。そんな風に言われたら言えなくなっちゃうよね。でも、私も何気なく言っちゃってるかも、とヒヤリとする事もしばしば。
     また、今回のレビューでは書けていないのですが、ガイジンや同性愛で、差別的発言をされるシーンにも、気づきをたくさんいただきました。
    『違い』は『自他』でもあるので、それを意識する事は常に誰の心にもあるので、無意識に差別してしまう危険がいっぱいだなと。
     余裕がある時は互いを尊重し合える『共存』として受け止められるけれど、余裕が無いと上下、優劣を競う『差別』になってしまうんだろうなと。そんな事も考えさせられました。
     本当に、この作品に出会えて感謝です。ありがとうございました。
  • 丁寧なお返事ありがとうございます。
    自他についての考察もその通りですね。

    >余裕がある時は互いを尊重し合える『共存』として受け止められるけれど、余裕が無いと上下、優劣を競う『差別』になってしまう

    このひと言に共感します。今は特に余裕がなくなっていて、結果として分断が進んでいると感じます。
    涼月さんのコメントで僕もまた考えさせられました。
    改めてお礼申し上げます。
  • 柊さん、別件ですみません。さきほどは私の古い近況ノートにメッセージをありがとうございます。すぐにお返事を書き始めたのですが、あそこに書いては、柊さんが気がつかれないかもしれないと思い、ここに書かせていただきます。

    柊さん、わざわざ書いてくださって、ありがとうございます。オルセー、行かれたのですね。絵の中をひとりで覗き込んで、あれこれ考えるって、楽しいですよね。いいなぁ。心が落ち着きますよね。それに近い気持ち、想像できます。そのことは、エッセイで書いてくださるのですか。私は最近、Tamara de Lempckaという女性画家の展覧会に、三回も行きました。モダン画に見えますが、時代にニジンスキーとほぼ同じ頃。ボーランド生まれで、ロシア経由でパリに住み、アメリカへ。彼女は美術館をめざしていた人ではなく、お金持ちの顧客のために描いて、とても人気がありました。特徴は、なんといっても、そのオリジナル性。どこを切ってもタマラ、見ているとエネルギーがもらえます。そういう意味でも、とても珍しい。タマラを見て帰る途中、歩きながら、小説のアイデアが浮かぶことが多いです。このタマラのことは書きたくてうずうずですが、写真がなくては説明が無理なので、来年、書きます。もう十二月、早いですね。
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