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「二十年のち」お読みくださり、ありがとうございます。

「二十年のち」にお越し下さった皆さま、ありがとうございます。
思いがけず多くの方に読んで頂き、嬉しく思っています。コメントや星、素晴らしいレビューまで、とても励みになります。作者の手の届かないところで宣伝してくださった方もいて、本当に嬉しいです。この場を借りてお礼申し上げます。

公開したときはすごく緊張していたので、今さらのノートです。

題材についてはタグでお分かりになると思います。
明確なモデルはあるものの、世界のどこの地域でも同じようなことが続けられているので、特定の宗教色は排除しました。そのかわり国や人の名前に意味を込めています。

最初は端的な復讐劇にするつもりでした。でもそれだと現実の延長にしかなりません。なのでもっと違う、別の次元の勝ち負けを書きたいと思いました。すごく悩んだのですが、それであえてこういう展開にしました。
これを復讐とみなされるかどうかは人によって違うと思います。
でも作者としては、分かりやすいハッピーエンドやバッドエンドではなく、個人の人間的な意味での敗北を書きたかったです。
そこが伝わるように書けていたらいいのですが。

この二十年後の舞台は自分がそうならないで欲しいと願う世界でした。
どうか現実の世界で、一刻も早く殺戮が止められることを、それからちゃんと機能する司法のもとで、裁かれるべきものが裁かれることを祈っています。

重たい話で恐縮ですが、あまり構えずに、お時間がある時にでも覗いて頂けたら嬉しいです。

生活では、土曜日も半日仕事だったのがやっと週休2日になりました。そのかわり平日が忙しくなってしまってます。でもこのリズムにも慣れてきたので、また色々読みに行きたいと思っています。
「短歌・俳句コンテスト」も開催中ですね。たくさんあって気がつかない作品もあるので、見落としていましたらどうぞお知らせください。

いつもありがとうございます。感謝を込めて。

8件のコメント

  • 思いがけない(笑)ブレイク、おめでとうございます!!💐
    日ごろから、自由に書ける場を与えていただいているのに、世界や日本で何があっても私的なことに留まる若い世代を、どうして? と思っていました。
    無関心orそれを装うこともまたひとつの科ではないかと思っています。
    すばらしい名作を発表してくださり、本当にありがとうございます。
  • おはようございます。
    柊さんのお考えをしかと受け止めました。
    賛同してXで……宣伝……しちゃいました。ペコリ
    事後報告で申し訳ございませんm(_ _)m
    お忙しいとのこと。ご自愛くださいね。
  • 柊圭介さん、おはようございます😊

    柊さんの強い想いの籠った素晴らしい作品でした。
    緊張されて投稿された気持ちはよくわかります。
    それだけメッセージ性の強い作品でしたから。
    たくさんの方達の目に留まったことは嬉しいですね。
    同じ人間同士、なぜ争わなければいけないのでしょうね。
    色々考えさせられました。
    素晴らしい作品を書いて下さった柊さんに心から感謝です✨✨
  • 上月さん、
    やっと土曜日にも朝寝坊することができます(笑)
    関心がどこに向くかっていうのは、報道とかの媒体の影響もあると思います。都合の悪いことを見せない姿勢にも問題がありますよね。これはフランスも同じです。
    とはいえ、情報にも色々なものがあるし、自分で判断することがこれからもっと必要になってきますね。
    改めてお読みくださり、ありがとうございました!
  • ハナスさん、
    宣伝してくださってとても嬉しいです。他の作品もですが、Xをやってない人の作品も載せてくださる方って、すごく優しいなと思って、感激します。
    おかげさまでそこから来て下さる方もいます。
    本当にありがとうございます!ぺこり
  • この美のこさん、おはようございます😊
    そこまで肝が据わってる人間じゃないので(笑)こういう話は引いちゃう方も多いんじゃないかな、と思って、あと非難されるかなと思って緊張してました。
    多い少ないは主観ですけど、自分にとってはこんなに読んで頂けるとは思ってなかったので、本当にありがたいです。
    のこさんには早々にお読みいただき、とても励みになるコメントを頂きました。こちらこそ心より感謝申し上げます!
  • 柊さん、やっほー!
    とってもいい作品でしたよ。

    復讐すると、相手からもやられる。報復合戦が始まるわけです。
    ラノベの復讐って、相手を遠くに追いやったり、徹底的に痛めつけたりするのですが、それって報復されないため。
    でも、復讐されないために相手を踏み潰すやり方って、国や民族で考えると恐ろしいですよね。それこそ柊さんが書いた民族浄化。
    やられないために、息の根を止める。
    そういう復讐の仕方は終わらせるべきだと思うのですが、人々の憎しみって根強いですよね。
    でも柊さんが作品で書いたように、憎しみに折り合いをつけないと明るい未来はない。
    単純な復讐劇にしなかったこと。私はいい決断だったと思います!

    これからも作品、お待ちしています!!書いちゃってください。
  • 遊井さん、やっほー!
    書きたいことを汲んで下さったレビュー、本当にありがとうございました。
    ラノベの復讐とかざまあとかって知らないんですけど、そういう感じなんですね。なんかグリム童話の最後みたいな?
    単純な復讐劇にしなかったのはもう現実がそれだからなんですよね。泥沼になって、力のある方が民族浄化をはじめて、狂気が止まらなくなって。
    正直、自分が書いた舞台は末期ですし、医師のような人はいないと思います、現実には。
    だからそうなる前にやめさせなきゃいけないんですよね。
    そしてどんな権力を持った者でもちゃんと裁かれるべきだと思います。
    励ましのお言葉、嬉しかったです。ありがとうございます!
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