『転生したらドライアドだった件(仮)』
世界の説明 ナーロッパの湖沼地帯。湖があり水楢と樺が群生してゐる。
主人公の説明 カバノキの精霊。「カバノキに引っかかった」「どっかの世界の兄さん」樹木のエッセンスを対象化し得る。
ザワンオヴザホワイトハンド カリッカリに痩せた娘さんの形をして夕方さういふ灌木林から彷徨ひだし、旅人へ手を当てる。「胸へ手を当てると死が、頭へ手を当てると狂気が」吹きこまれることに一応なってゐる。他楢の精霊(統括担当) 樺の他の皆さんがをる。主人公的にセカンドライフは問題がない言訳を同時進行させるかあるいは。
悪役 無駄に個体発生が系統発生するオーク。ネオテニーが可能で、卵生で蛆から魚を経てイモリ様のものから犬様の直立二足歩行生物ゴブリンとなり性徴を迎へ、後に数十年を経て豚様のものオークとなる。彼らは破壊衝動に基づき、その辺の樹木をただ斬ってをる。木材の使用に関しては異常な才覚を示すが他へ提供は一切考へられない。異常な繁殖力となんかがある。
『悪魔の星』ううーむううーむ 鶏系のとさか付きハドロサウルス類みのある人類が卵から系統発生をして化学で宇宙の覇者になりキリストを欠いたクリスチャンみ溢れる倫理観を持ってるっつうても非キリスト教圏では「あぁさよけ」で、えーあーうー。
全然関係ないけど、Mスヒルトハウゼン『ダーウィンの覗き穴』で、「キリスト教で禁止されているあらゆるタブー」によって行はれる生殖が、と書かれるウミウシについて、中川翔子さんが、「衒ひの無い」趣旨の表現で評してゐた。『ダーウィンの某』で詳述されるウミウシも、相手の背中へ載せた精包を、でかすぐるちんこでぺんぺんして別れた後、包みを開ける以外はほぼ半日まんこをくぱぁっとしたままじぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっとしてゐるだけである。
その恐るべき大軍の凄まじい伐採だけに、主人公ひるむ。
何某かの形で、ある種のカバノキの精霊は、確かに手を頭へ当てれば狂気を、胸へ当てれば相手へ死を吹き込めるが盆の窪へなにがしかを以てそれを吹き込むと「洗脳」技術を持つのが判明する。荒廃した伐採地に転がる何ぞを触媒に、オークの矮種ゴブリンへそれをかましまくる。ライマン・フランク=ボーム『サンタクロースの冒険』でなんかあった。
主人公は多分オークロードにはならないが、ゴブリンテイマーにはなる。それによって人間だかエルフの皆さんと交流をし、オークを粉砕てふか圧迫する。
育種をしてしまふのは可能多分。