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勧善懲悪の舞台

なんかスーパーヒーローが活躍する舞台。
法秩序と正義 相克か なんかするか。
ジャスティスの方を取るが、法秩序をフォローもするヒーロー。
参考し得る悪者として『バットマン』のジョーカーのポジション。法秩序と正義の乖離がよいとしてあんなことをする。
またアニメ『tiger&Bunny』の人とか『鋼の錬金術師』の兄弟みたいな、法秩序の使徒としてある程度頑張ってる人と、偏在する正義のために制裁をし得る人とか。

ワンパンマンのアレとか、ゴッサムシティとかの「とにかく悪が蔓延る街」はまぁ、はい。あとたぶん資料として手塚治虫『光』の関係。

 アバクワの元のエフィク人のアレの方。

桂正和『ZETMAN』(短編の方)と『Shadowlady』(短編と全三巻とカラー版の方)体系。ドラマになったのは寿いでいい筈の『ウイングマン』のポドリムスとこっちの関係とか他。『バットマン』に対する注釈としての桂正和作品体系へのアレをなんか。

バネ足ジャック なんか。京劇の旦がやる偽装纏足「蹺」をやるなんかを。支那語版WIKIの「蹺功」が謎。支那の武侠小説で「アサルト纏足」の人が出てたらしいのだが詳細が不明。

 架空の島。「欧州の西部の大洋のどこぞ」にあって、南北に長い無駄に長方形の結構でかい島で、中は長閑和やか常春。

a サタナゼ島 北部に傘状の島がある。WIKIは前やったからいいや。
AD1424年、ヴェネツィアの地図作る人ズアネ・ピッツィガーノが発表した地図の中の、大西洋東部(多分)へ書かれる。具体的なモデルが不明でE・B=ヒッチング『世界をまどわせた地図』では、ピツィガーノさんの資料に北欧関係のサガとかあるので、スクレリングのをる島かもとする他アメリカの可能性も示唆する。さらに名前のモデルは英語版のWikiではサタンの島説が引かれまくるが、EBヒッチングは「バスク語で聖アナスタシウスを指すサンタナギオか」説のみをあげる。でその島が書かれた一発目の地図には都市名として
「アライア、イサ、ナール、コン、イマナ」の名前が出る。後1463年、グラツィーオーソ・ベニンカサの地図には、都市の名前として
「アライアリス カンシリア デュチャル ヤマダ ナム サルアガ」
なほ地図製作者の皆さんの名前とかのソースが不明。
島名は後、「サタナギオ」(1435)「サルバトガ」(1480)「サリローザ」(1493)とか変る。
 そこは欧州の皆さんから「悪魔の島」とか言はれて恐れられる。1436年辺りの地図には「サタンの手の島」と書かれる。船舶がその島を通り過ぎると、土人が「手」で船をひっつかんで破壊すると言はれた。がコロンブスとかの航海により、さういふ島がないことが一応判明し、「悪魔の島」の実在は、16世紀までは大西洋西部に移動してニューファンドランドの辺と言ひ張るとか何とか命脈を保って、17世紀に消える。

b アンティリア島
アセイ アリー ヴラ ジェイソス マーンリオ アンスリー キョドンの都市があるので、「七つの都市の島」(町の名前はEBヒッチング大先生しか記載してくれない)
アゾレス諸島の西320㎞の辺に浮かぶ、ポルトガルくらゐの大きさ。山北篤『幻想地名事典』49頁によれば金が出る。で長閑和やか常春らしい。

JAマクラウドによれば、プルタルコスの記述にある、スラさんに追はれてイベリア半島の辺にをった時のセルトリウスさんが「自分はそこの移住者である」と称する人から聞いた、ふたごの島とやらいふ楽園、アフリカの西部二千㎞にある島の話がベースになって、ポルトの大司教と6人の司教が開発した楽園的な島ができた可能性がある。

 山北篤説で入島に際し「チャンスが一回しかない」とあるが、EBヒッチング、JAマクラウド説で、コロンブスが航海の際にふらっと寄れるところにある筈なので目標にしてゐたのだがなかったといふ。

名称の意味は不明。『世界をまどわせた地図』18頁によれば「向う側の島」(Anteilha)、『世界伝説歴史地図』145頁によれば「近い島」を意味するポルトガル語アンテ・イルバ説の方に説得力を認めつつ、「海龍の島」といふ意味で、アラビア語のジェジラト・アル・リン或いはアル・テニン(「龍の島」の意)が語源ぢゃね説をあげる。

EBヒッチングによればAD1424年、ズアネ・ピッツィガーノが発表した地図、サタナゼ島の南部に書かれる。8世紀、イスラムの侵攻でフルボッコになったスペイン系クリスチャンの人が、イベリア半島から負け出て漂着した島とされるので、西へ行く際のコロンブスさんが頼りにしてたのだが発見できず、「ジパングの東部」説まで出たが実在は疑はれまくり結局、17世紀に地図から消滅する。

 ジュディスAマクラウド『世界伝説歴史地図』145頁では、1367年フランシス・ピッツィガーノの海図へ名前だけ載る。後バティスタ・ベッカリオが発表した1435年の海図ではサタナクシオ(セント・アンタジオ)、ロイヨ、タンマルといふ島とともに書かれる。同著に「アンドレア・ビアンコが1436年に書いた地図には、アンティリア島にフロリダ半島が結構リアルに描かれる」といふ説が出る。

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