南方熊楠『鼠に関するなんとかかんとか』『鶏に関する何たら』を読んで、古代人が石器時代の石斧を「鉞だかハンマー」と称し、それは「雷様アーティファクト」であるとする信仰がユーラシア大陸の大体にあるといふ指摘を何回か見た後、何回か目の『機動武闘伝Ｇガンダム』でネオギリシャのゼウスガンダムがハンマー持ってるのを確認する。メカデザの人にさういふのを勉強して付けました感が見られん。で石田英一郎大先生説で、ペルセウス関係 やっつけた方は生首入れの名前キビシスがリビアの投石用石袋のそれと一緒とするほかなんぞアフリカンなものがある。また南方大先生は蛇でなくて鶏の方でゴルゴン関係をやる。ここで、グライアイさんが「リビュア」に住んでると書く。
アテーナー あー。アト・ド・ヴリースによれば、あの頭はパラディオンのでなくてユピテルの方の盾の真ん中にあるといふヴァージョンがある。
ポセイドンの関係のゴルゴンの方もボイオティアで「人面馬」で描かれたアムフォラが出土してゐる。
パウサニアスさんの本によれば、メデューサさんは普通の女丈夫さんで、リビュア、トリトニス湖の辺にをって、a土人占めてた か、b土人と戦ってた、といふ。
アト・ド・ヴリースによれば御大自身は風属性。
マザーグースに出てくるOld Nickは谷川俊太郎訳で「悪魔」。ニック、ネッキと呼称される何ぞは水属性で地獄の何かでもあった。
『ベーオウルフ』で彼がやっつける怪物グレンデルはニケラス(水の魔物)Feond on Hell(地獄のフィーンドは獄卒ぢゃないらしい)、Deofol(デヴィルの古語)とも称される。その為かの赤い服の野郎は、本地をトゥールだかhnickことオーディンだかにするにも拘らずあるいはそれであるがゆえに、人の間に不和を齎し、人を殺めるサタンクロースでもあるとか何とか。
折口信夫説で、茨城童子傳承の腕がどうたら関係は、河童のアレを持ってきたといふ。佐藤垢石～火野葦平説の、河童タクラマカン起源説で、河童さんはハンガリーまでは行ってる。
タウロス ミノタウロスさんは「アステリオス」といふ名前があるのだが、なんとかハリソン説で、そのアレは「牛仮面」を付けたマスクドミノスだと言ふ。でモーモーさんのミノさんはポセイドンさんで太陽神でもある。にゃー。
ポダルゲ 1ハーピ―の名前で名馬バーリオス＆クサントスの母親 2超常的な馬 3トラキア王の愛馬でメスで肉食で別名が「ポダルゴス」。ポダグレーさんは別名の筈。なんで「飛ぶ」「肉食」「有蹄類」とペガソフェラエを襲へるのかは不明。ハーピ―は、冥府と天界と地面においてディーライ、フリアイ、ハルピュイアとすちゃらかもくれん玉すだれのごとき並びによる名称を取る。多分彼らは、「食事を汚す」とかなのでおっぱいを持つ筈。
ペルセフォネ おかんあるいは嫁的な部分とコレ(乙女)部分がある他 トリヴィア(三叉路の女ヘカテ)として魔道を操るとか亡霊をアレするとかする。ヘカテが地獄ではプロセルピナ(ペリセフォネと同義の筈)、地上ではディアーナ、天国ではルーナと呼ばれる説を。
ピスケスからアリエス＠新年になる際には水があふれるとされる。またレオの頃、ナイルが溢れた(二十世紀初頭まで)ので西欧では水吐き口は獅子頭になったらしい。
ヴィルゴはホーラエ(時間)の一柱ディケー(正義)であるとされる。ヴィルゴの頃にヘルメスだかメルクリウス水星が入るとそれはフタナリであるらしい。あとまぁ、「レオをモフモフ」するらしい。エンブレムがハルピュイア。
ギリシャでのアウクソー(成長)とカルポー(実り)、タロー(花盛り)とカルポーのやうな、二季節で捉へる考へ方が秋津洲にあったってふか、正月から盆までの寅(のびる)季と盆から正月までの申(ちぢむ)季がなんとか。をアレすると、寅の月で正月がある系は旧のだけど一月だからカプリコン、申の月はお盆でレオになるわけで。
サロメに所望され首を斬られるジャンバティスタ。も豊穣の儀礼のアレであるらしい。これがヴィルゴの頃にあったらしい。にゃー。しかも浸礼者ヨハネは来るべき末日に妊夫として君臨するとされる他、なんかフタナリである言訳があるぽい。ロバートグレーヴズ説でThalloが芽吹くだから「萌季」Carphoは枯れるの意なので「萎季」になる上に、英語版のWIKIでもカルポーは「Rグレーヴズ説では「枯れる」」と(大昔の訳書に出てるの)あった。おぉ。
その丸谷才一説での二季ジャパンによる自然神話としての曽我兄弟～忠臣蔵
吉良上野介がどうたらってボルヘスがなんかかいてたなぁとか。
水利権を独占しなんかイスラエルのどこぞを干上がらせんとするホロフェルネスと、おめかしして屋根の上でお祈りした後、従業員(女性の侍女)へ斬首させるハニトラ姉さんユディット。