• エッセイ・ノンフィクション
  • 創作論・評論

ふぁいやぁ

 かぐつちのぶった切られた血と剣から出る神々
 日本書紀
 ふつぬしの神の祖 みかのはやひ(タケミカヅチの親) ひのはやひ 
 6th一書に曰く みかのはやひ ひのはやひ たけみかづち いはさく ねさく いはつつのを 
 また一に曰く いはつつのを いはつつのめ

 剣の頭に滴る血 そそきて為る神 くらおかみ くらやまつみ くらみづは

7th一書に曰く いかづち おほやまつみ たかおかみ いはさく ねさく(いはづつのをの親) いはづつのめ(ふつぬしの親) 

おかみ(水属性)
古事記 いはさく ねさく いはつつのを みかはやひ ひはやひ タケミカヅチ(の別名がトヨフツ、タケフツ) くらおかみ くらみづは
 古事記書記は「八柱」にせんとしてゐるとか何とか。

 ある種のお約束で、火属性の者が水あるいは水属性の物を産む。白川静説の「汎世界的な火属性VS水属性の葛藤がない」が認められるんだか何だか。

 ニコライ・ネフスキー大先生はこの辺を構ってたかどうか忘れてゐる。

 ガーゴイル のやうな樋を神格化したものが支那にあった筈。で怪物化はしてない。

白比丘尼。1st鎌倉殿が「せいい、たいしょうぐんっ」になった頃に生まれ17世紀ころに発見されカムアウトした女性がゐるらしい。で彼女らはトコブシ(九つの穴が空いた貝)か法螺貝で長生きさんになったらしい。
 4・9はメタル属性であるが、合計もその属性の数ださうな上2,7が火属性なので、ファイヤーとしての九といふ 馬鹿野郎がある。さう言へば水属性の1+6は七。なぁんか、その、クロンボが人魚やるのは五行説の筈であるが、人魚アリエルが赤毛と言ふのは、関羽が井戸の中へ入るてふのとアレ。関羽も確か火属性。

ツツ といふ語が星説と蛇関係説。岩波文庫版では星がどうたらは言ふ。

 スルト 北欧語の「黒」シンマラ(スゲの夢魔)と言ふ奥さんの名前とか―、レーヴァテインとか―、ナグルファルはいいや。火属性が黒。「害なす魔の杖」を携へ爪の船に乗り、諸々の神々をぶっ殺しまくって相打ちになる。スノッリ・ストゥルルソンは火の裁きの辺はわかりみがどうたらであった。

 日本書紀に出る秋齧神(アキグヒのかみ) 伊弉諾が冥府から帰って来る時に投げた衣服が「ワヅラヒノウシ」の神になり、「褌」(はかま)を投げるとアキグヒの神となったとある。この褌の字は、軍にめぐらすの意があるので、腰へめぐらす者の筈なのだが、岩波文庫によれば、このハカマ(「穿き裳」の転訛)は腰と脚部をめぐらす「股引のような」者ださうである。へー。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する