テリゲナ(Terrigena) ギリシャ語で言ふとゲゲーネス(Gegenees)。ロドスのアポロニオス『アルゴナウティカ』第1歌940行に出てくる。マルマラ海に面するフリュギアの辺にある島、アルクトン(arcton 熊山)に住む好戦的な巨人で、腕は六本。ヘーラクレースを一応悩ませるが、ぼこぼこにされる。てふかテリゲナの名前は、毒は出すけど人間には関らない黴菌に付けられるのでそっちしかでない。「GEGENEES」でググって出るWIKIの記事を翻訳にかけると「ギュゲス」になって、アルゴノートのなんとかかんとかとある。
テリゲナさんは、ブリアレオースさんみたいにヘカトン(百)なケイル(腕)は持ってないしなぁ。
山にゐるんだよな。