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古典をこねくり回す方法の

 支那のなんか。餅(小麦製だ)屋さんがレジスターを検めてゐると、紙銭いはゆる死人が使ふお金が出てくる。これを調査するためお金をマークしてゐると、ある女性が使ってゐると言ふことが判明、餅(小麦製品だ)屋さんそのおねいさんを付ける。彼女は、どこぞのお墓で消える。餅(小麦マテリアルだ)屋さん、お役所へ相談すると、墓が暴かれることになった。開けてみると、棺の中で女性が干からびてゐるが、その外では、お子さんが餅(小麦料理だってば)を食ってゐる。支那ではこれでそのまま墓が埋め戻され、近所の物好きが掘り起こしてお子さんを育てました、お子さんは何年か生きてましたで終る。

 この傳承は諸星大二郎『孔子暗黒伝』での孔子様(古代遺跡からお子さんを発掘し赤と命名するが)の時代より新しかった筈

 来日した古い者 ある武将、分娩中に死んだ妻を思ひつつ戦場で働きながらその供養として然るべき特殊被差別民の人へ銭を渡す。帰ってくると餅屋さんがアレなので、その謎の御客と特殊被差別民へ渡した金を合せるとピタリ一致する。お墓を暴いてみると、奥さんはすでにあれであったがお子さんはお餅食べてとっても元気であった。お子さんはその後然るべきところへ行ってちゃんと成った筈。

 有名な飴買ひ幽霊フォーマット 飴屋さんが謎の女性から謎の銭で飴を売る。飴屋さんお客を付けてくと、お墓に行く。然るべきところで赤子の鳴き声がするので干桶を暴くと、腐敗した娘さんの死体に纏わりつく元気な赤さんが。その子供は坊さんになることが多い。
 『ゲゲゲの鬼太郎』のモデル。幽霊族か―

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