オーク作った大先生の説でグレンデルを表す語OrcneasのNEはネクロマンサーとかのNeでつまりそれらは彼説ではアンデッド系であるらしい。ぢゃあ冥府の神オルクスと関連するんぢゃねえか。 ソレの、ギャースト(同大先生によればグレンデルさんにはスピリチュアルな描写がないのでよそ者を指す「gest」の可能性がある)、スュルス(þyrsで巨人 『幻獣大全』他で、「喉が渇く」の意の英語Thirstyと関連するてふ指摘がある) Feond on helle (フィーンドオンヘル 冥府の悪鬼‼!でもどっちかっつうと獄卒があれとかの宗教観がなく、この表現は微妙でかつ「Feond」は、一応物理的に存在するなんぞにも使はれる) Helrune(「魔法を使うもの」)と言ふ表現は、日本の鬼と似てるなぁと思った。グレンデルが属するオーグルは1980年代「鬼」と訳されてた訳で。
岡本千晶先生がþyrsらしきものを「トロル」Eotenが「オーガー」で「人喰い鬼」が何なのか不明で、うー。某『ホビット』のよりは適訳で良い筈なのだが、『幻獣大全』に出てくるニヒトメーレが出てこないよぅ。
カイン 鍛冶屋あるいは槍の意(多分) 印は元来、額に「十」と思はれると言ふのが岩波文庫説。2020年はー、映像研のアニメ見て―、コナンやってくれないNHKヘ怨嗟の声上げて―、オリンピックの、AKIRAのバイクやPerfumeが出る開会式と、メダルが取れたりいろいろがあったりして―、2021年には衒ひなくNHKでラーメンズ関係とか『デザインあ』が普通にやってて―、深夜放送でやっとこコナンやるってふのの方がー、絶対いい~。あーA・ケイのThe Incledible tideの方で『未来少年コナン』名義の訳があるんだよな。
彼は嫁(名前はない)との間に一応エノクを作るのだが、
文庫版岩波創世記の解説によれば、このエノクさんは、街を作って彼の「子供の名」によって「エノク」と命名した のでエノクseniorとエノクJrになると思はれるとか。
エノクjrの子供がイラデで、その子メフヤエルがメトシャエルを産み、次のレメクは妻Aアダとの間に、幕屋と群との間の者の祖となるヤバル(ラクダを追ふ者を指すアラビア語アッバールンと関連)と、琴と笛の奏者の祖ユバル(ワバラといふ「角笛を吹く」の意の語と関連)を作る。
配偶者Bツィラとの間に、アッカド語アバール(「作る」)と関連する語トバルを付けて「銅と鉄の鍛冶屋の祖」とするトバルカインと妹ナアマ(「可愛い者」で良い筈)を産む。にゃー たるい。
男子禁制版フリーメイソンリーの「東方の星」(と言ふ名のさういふ組織が一山あるさうであるが)の新人君名詞が、聖書に出てくる適当な「死んだ女」であるAdaなのだが、それに関する言訳で引かれる原典に名前がないなーと思ってゐたら、カインの嫁は妹たるアダさんとの禁断のアレとする本があった。
エデンの東 はカインの住む土地。ノドといはれる。そこの説明の際「彷徨い当てもなく歩き回る」系の「ナア ウァ ノド」といふ表現が出る。(創世記4章12節)